ご 挨 拶
この度、第22回九州・沖縄臨床工学会ならびに第12回宮崎県臨床工学会を、2027年11月13日(土)・14日(日)にニューウェルシティ宮崎において開催する運びとなりました。開催にあたり、主催者を代表してご挨拶申し上げます。
近年、医療技術は飛躍的な進歩を遂げ、臨床現場の課題はより複雑化しています。 その中で、臨床工学技士に求められる役割は、機器管理の専門家にとどまらず、医療安全を支え、チーム医療を牽引し、臨床の未来を創り出す存在へと大きく広がっています。 さらに診療報酬制度の変化に伴い、業務の可視化や専門性の発揮がこれまで以上に求められています。
こうした環境の変化に応えるために必要なのは、知識を蓄えるだけの姿勢ではありません。 学びを行動に変え、技術を臨床に活かし、患者の未来へとつなげる“実践力”こそが、臨床工学技士の価値を決定づける力です。
今回の学会テーマは「躬行実践(きゅうこうじっせん)」実践が拓く臨床工学の未来~学びを行動に、技術を臨床に、未来を患者へ~です。このテーマには、まさにその思いを込めました。
本学会では、最新の知見や技術を学ぶだけでなく、「明日の臨床にどう活かすか」「患者の未来にどうつなげるか」という“実践への転換”を中心に据え、多彩な企画を準備しております。
参加される皆さまが、学びを行動へと変える具体的なヒントを得て、より高い専門性と判断力を備えた臨床工学技士として成長する契機となることを願っております。
開催地である宮崎県は、「日本のひなた」と称される温暖な気候と豊かな自然に恵まれた地域です。古事記ゆかりの高千穂、青く輝く日南海岸、緑豊かな山々など、多彩な自然景観が訪れる方々を魅了します。また、宮崎牛や地鶏、マンゴーをはじめとした農畜産物は全国的にも高い評価を受けており、滞在中に本県ならではの食文化や観光の魅力にも触れていただければ幸いです。
本学会が、参加される皆さまの研究交流を深め、新たな挑戦と発展を生み出す有意義な場となることを心より祈念し、挨拶とさせていただきます。 皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
第22回九州・沖縄臨床工学会
第12回宮崎県臨床工学会
学会長 中西 清隆
(宮崎県立宮崎病院)