自衛消防隊との防災訓練

そもそも自衛消防隊とは?

自衛消防隊とは、後楽園キャンパスの教職員から成る組織で、災害時に建物の安全確認などを行うことが任務となっています。

そんな自衛消防隊が毎年行っている防災訓練。

2019年度は学生や地域の方もお呼びした訓練を開催するため、りこボラ!メンバーがワークショップを企画し、訓練に参加しました。

(概要)

日時:2019年8月7日(水)

場所:後楽園キャンパス3号館会議室ABC

参加者:計35名(学生11名、教職員20名、文京区社会福祉協議会関係者4名)

一年越しの防災訓練企画

大学としての防災対策を教職員、学生、地域が一緒になって考える場がほしいと思い立ったのは一年前。しかし、通常業務でお忙しい教職員の方々とスケジュールが合わず、実現までに1年近い時間を経て、企画が成立しました。

当日は、4つのグループに分かれ、「災害のジレンマ」のシミュレーションゲームであるクロスロードを行いました。

ルールは、

・災害時の判断(2択)をグループで話し合い時間内に総意を取ること。

・その際に判断の理由も含めて話し合うこと。

ワークショップでは以下のような状況での判断が実際に話し合われました。あなたはどう判断するでしょうか?

答えは、、、どちらかが正しいとは言い切れません。

このような難しい判断を前に、教授・職員・学生など様々な立場で白熱した議論が繰り広げられ、なかには時間内に総意がまとまらなかったグループもあるほどでした。


防災について教職員・学生、そして地域全体で考えていきたいですね。

寄稿者:松田美慧

クロスロードが行われているときの様子↑

学生企画の前に行われたAED訓練の様子↑