2021年11月20日(土曜日)
NHK「チコちゃんに叱られる」で「ピアノが黒いのはなぜ?」を放送していました。(11/19)
ピアノは約300年前にイタリアで誕生しましたが、そのときは木の木目がそのまま見える形だったそうです。
日本にも江戸時代にピアノが伝わりましたが、日本はヨーロッパに比べ、湿気が多くジメジメした気候だったため、湿気対策が必要でした。その対策として漆(うるし)がピアノの表面に塗られ、黒いピアノが誕生しました。
漆を塗ることで湿気対策ができるともに、製作するときに木目模様をつなげなくても良いという利点もあったようです。
戦後、日本は世界一のピアノ生産国となり、海外でも生産効率の高い日本のピアノが重宝され、黒いピアノは世界中に広まっていったとのことです。
もしかしたら、ヴァイオリンも真っ黒になっていた?
今日と明日は弦楽器調整会です。