センター長挨拶
センター長挨拶
九州大学アイソトープ統合安全管理センターの歴史は、昭和27年に設立された九州大学放射性同位元素中央研究室にさかのぼります。その後、放射性同位元素を利用する多くの実験施設が設立されるようになり、安全管理のコアとなる施設が必要とされるようになりました。幾度かの組織改編が行われ、キャンパス移転を経て、平成27年に現在の九州大学アイソトープ統合安全管理センターに改編されました。伊都地区実験室、病院地区実験室、核燃料物質取扱施設の三つの施設で構成されています。
本センターの目的と業務は、九州大学における①放射線安全管理とモニタリング、②教育訓練の実施や教材開発、③放射線・放射性同位元素を利用した研究および施設・機器の提供、④放射線安全管理に関する最新情報の収集・提供、⑤放射線関連健康診断の実施、そして、⑥地域社会における放射線安全知識の普及などを通した地域貢献を図ることです。
安心、安全の放射線利用にむけて、スタッフ一同で取り組んでおります。施設利用、放射線安全管理に関するお問い合わせにも対応しています。ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
九州大学アイソトープ統合安全管理センター長
医学研究院 臨床放射線科学分野教授
石神 康生