廃物利用

門扉横の防雨プラスチックボックスの中で lLoginFree 機能のみで頑張っていたプラネックスネットワークカメラ CS-W04G（2008年）の無線機能が働かなくなってしまった．

注）LoginFree機能とは， パスワードの入力なしでもCS-W04Gが撮影している模様を静止画で見ることができる機能である．画像は再読み込みで更新される．

工場出荷状態に戻してみたが，無線機能は復活しなかった．Googleで調べるともともと無線は不安定で使い物にならないという見解が多く，OEM元 (EDIMAX社） のファームウェアを使ってアップデートをする必要があると書かれている．やってみる価値はあるかもしれないが，廃棄する際に試みることにして今回はパスした．その代わりに「有線でLoginFree機能が働く」のを考慮して無線機能だけをコンバータに任せることを試みた．使用した無線機器は退役していた「MZK-MF300N」である．カメラとコンバータをLANケーブルで繋ぐだけで無線化することができた．静止画閲覧の外に設定画面に入ることもできる．注）自宅の無線ケーブルモデムが192.168.0.XXXで動いているので，両機とも初期設定されている192.168.1.YYYを使用環境に合うように変更していた．

捨てるのが勿体ないので，退役していた機器を再登場させて実験的にやってみたが，意味があるか否か疑問である．その理由は，低価格の中国製ネットワークカメラの方が機能的に数段勝ってからである．筆者が試験的に購入したDigoo Eyeネットワークカメラは3年経っても故障することなく高機能状態を保っており，外出先からでもスマホ操作が可能である．今回の「廃物利用」は戦後初の小学校入学ラジオ少年の自己満足的ボケ防止作業と思ってほしい．