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Returnees Hotline 副代表理事 西山煌絆
ここでは、なぜ国際生と一般生徒が関わる機会が大切なのか、なぜそれが楽しみな機会になるのか、そして教育における重要性についてお話ししたいと思います。
・最初に、関わる機会が重要な理由として
社会は今、急速にグローバル化していますが、日本の学校では国際生と一般生が深く交流できる場はまだ限られています。その結果、違いや強みを生かしきれていません。国際生との関わりは、多様な視点に触れ、柔軟な発想を育てる第一歩です。
・次に、なぜそれが楽しみな機会になるのか
異文化交流は単なる勉強ではなく、自分の知らない世界に触れるワクワク感があります。私自身、ケンブリッジ研修や国際的な場での経験を通じて、異なる価値観や考え方が大きな刺激になり、自然な学びにつながりました。国際生にとっては孤立を防ぎ、一般生にとっては新しい視点を得るチャンスです。これは互いにとって価値ある体験になります。
・最後に、教育においてなぜ重要なのか
学校教育の本質は、知識を教えることだけではなく、多様性を理解し、協力しながら未来を築く力を育てることだと考えています。これからの時代、国際的な協働は当たり前になります。そのための準備を、学校という安全な環境で始めることが重要となります。こうした機会は、ただのイベントではなく、未来を生き抜く力を養う教育の一環です。
グローバル化が世界的に進展している現在、日本の公立中学校では、外国籍の生徒が増加しています。外国籍の生徒は、日本人学生とは異なる独自の背景や考え方を持っており、彼らとの交流は貴重な機会であり、知識を増やすことにもつながります。
文部科学省が提供するデータベースによると、2012年から2022年の過去10年間で、外国籍の生徒は8,000人増加したと報告されています。2022年の外国籍の生徒と日本人学生の比率は約3:320であり、外国籍の生徒の割合はまだ少ないものの、本プロジェクトでは、両方の生徒が交流できる環境を提供します。