第11回東京サブワークショップの開催情報です。
2010年の12月に第1回東京サブワークショプを開始して以来,要求定義における課題解決への貢献と,要求工学技術・研究の深耕・発展を目指し,ワークショップ自体で「要求工学」を実践しております. 第11回も,国立情報学研究所にて3部構成のワークショップを開催いたします.
皆様のご参加をお待ちしております.プログラムは以下の通りです.
第一部では,企業の技術者,研究者による研究報告と討論を行います.
第二部では,工学院大学の位野木万里先生による基調講演を予定しております.
第三部では,参加者による参加型演習を中心とした討論を行います.
2015年7月24日(金)
13:00~17:00 ワークショップ(12:30~ 受付)
17:15~ 懇親会(会費制)
ワークショップ会場 国立情報学研究所 20Fミーティングルーム(竹橋/神保町)
懇親会会場 国立情報学研究所20Fセミナー室1(2006室)(竹橋/神保町)
アクセス http://www.nii.ac.jp/access/
13:00~14:00 第一部 事例,および研究発表と討論
坂本孝博氏(株式会社富士通コンピュータテクノロジーズ)
「屋内ナビゲーションシステムの要求定義に向けたGoal Directed Task Analysisの適用(仮)」
滝沢陽三氏(茨城工業高等専門学校)
「自然言語を用いた顧客による要求定義の支援手法」
14:10~15:10 第二部
位野木万里氏(工学院大学)
「要求獲得技術:システムの使われ方のシーンを具体的に浮かび上がらせるためのステークホルダ分析とシナリオ分析」
15:20~17:00 第三部 参加型課題討論
要求獲得技術:システムの使われ方のシーンを具体的に浮かび上がらせるためのステークホルダ分析とシナリオ分析
基調講演概要
製品ソフトウェア開発において,真の顧客要求に応えるためには,上流工程からの品質の作り込みが必至であり,対象ソフトウェアの機能や非機能の範囲を定める要求定義工程は極めて重要である.近年,従来からのウォーターフォール型による開発に加えて,アジャイル型,メンタルモデルやSituation Awareness要求等のユーザエクスペリエンス型などの新たな開発パラダイムが取り組まれている.これらの開発パラダイムでは,要求獲得や要求仕様化のタイミングや詳細度は異なる.しかし,関係するステークホルダを明らかにし,製品ソフトウェアの使われ方のシナリオを明らかにし,ステークホルダ間で理解を共有することは,どのような開発パラダイムでも重要視されている.本ワークショップでは,ステークホルダ分析,シナリオ分析技術を概観し,さらに具体事例を取りあげて,漏れなく効率的に要求獲得を進めるためのコツについて紹介する.さらに後半の実践演習の時間では,具体的なソリューションの導入を想定し,グループに分かれてステークホルダ分析とシナリオを記述する実践演習を行う.これらの作業を通して,実践の場面での留意点,効率化のコツなどについてディスカッションする.
参加型課題討論について
※グループでの演習です。
※筆記用具を持参して下さい。
主催: 情報処理学会 ソフトウェア工学研究会 要求工学ワーキンググループ
協力: 国立情報学研究所 GRACEセンター トップエスイープロジェクト
後援: NPO法人 トップエスイー教育センター
東京サブワークショップ
http://www.fuka.info.waseda.ac.jp/rewg-sub/index.html
東京サブワークショップ事務局
rewg-sub-staff[at]ml.twcu.ac.jp
(スパムメール対策のため、「@」を「[at]」と表記しております中谷多哉子(筑波大学)
妻木俊彦(国立情報学研究所)
白銀純子(東京女子大学)
位野木万里(工学院大学)
ご協力: 吉岡信和(国立情報学研究所)
下記フォームにて2015年7月21日(火)までに事務局(rewg-sub-staff@ml.twcu.ac.jp)までメールにてお申し込み下さい.(事務労力削減のため,特に事務局からの返信メールは出しておりません.参加のために,事務局からの返信メールが必要な方は,参加申し込みの備考欄に,その旨,お知らせください.)
ワークショップ参加費: 無料
懇親会:2,000~3,000円(会費制、当日集金します)
-------------------------参加申し込みフォーム-------------------------
東京サブワークショップ(2015年7月24日)に参加します。
御所属:
御芳名:
メールアドレス:
懇親会:[参加 不参加]
今後のご案内は: [必要 不要]である
※必要な部分を残して下さい。
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上記情報につきましては次回からのワークショップのご案内に使わせていただきます。