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by Otsu Shinsaku(Emeritus professor at the Konan University)

編集責任者: 大津 真作 (Mail )


トクヴィル 『合衆国滞在記』(京都大学学術出版会、2018)を翻訳出版しました。書評1好評です。



月に一度のペースでフランス語の思想史関係の書物を読んでいます。現在はTurgotのテキストです。参加者歓迎します。同志社大学本校舎などを使わせていただいています。参加を望まれる方は上記へメールをください。テキストをお渡しします。

チュルゴの穀物取引自由化の手紙を読んでいます。

読書会の成果:フリードリヒ二世『反マキアヴェッリ論』(京都大学学術出版会2016)です。

著書一覧

異端思想の500年』(京都大学学術出版会)twilog批評思考の自由とはなにか―スピノザとシモン・ランゲにおける自由』(晃洋書房2012) 『倫理の大転換――スピノザ思想を梃子として 』(行路社A5判296頁3000円 )、ウェブ書評(CZTのブログ)とても詳しい書評ありがとうございます。☺☺

啓蒙主義の辺境への旅』(世界思想社1986)

訳書一覧

スピノザと動物たち』(法政大学出版局、Twitter2017)ウェブ書評(環虚洞:百学連環

荻窪の本屋さんタイトルがTwitterで書評してくれました。

読書メーターあがっているようです。☺☺☺なかなか面白いブログ批評



トクヴィル 『合衆国滞在記』(京都大学学術出版会2018) トランプならぬジャクソン将軍大統領時代(1831年)のアメリカ合衆国の探訪記録です。アメリカの民主主義とともに陪審制に特に関心を寄せています。もちろんインディアンの生態にとても興味をもって探求しています。未開の大自然の中、オンボロ馬車に乗って極寒の大地を進み、何度も外輪船の転覆事故やミシシッピ河の氷結で苦労しています。


フリードリヒ二世『反マキアヴェッリ論』(京都大学学術出版会2016)

ウラゲツ・ブログでしっかり紹介していただいています。F|Bでも

ウィキペディアでは『マキャヴェリ駁論』とも。軍事学からフリードリヒ二世を研究しているサイトもあります。彼はまたプロイセン史の花形でもあります。解説に詳しいが、カントはフリードリヒ二世の枠内で思考の自由を主張したという解説を補強する研究がすでに出ています。早稲田の文化構想学部多元文化論系の学生は『反マキアヴェッリ論』を卒論で取り上げています

世界史の目でも使われています。

シモン=ニコラ=アンリ・ランゲ『市民法理論』または『民法理論』(京都大学学術出版会2013)鳴子博子氏書評(社会思想史研究 : 社会思想史学会年報 (39), 270-274, 2015 )Tweet隅田聡一郎氏 故篠原敏雄国士舘大学教授も紹介してくれていました。

レーナル 『両インド史』『東インド篇』上下 『西インド篇』上(法政大学出版局2009 2011 2015) 早瀬晋三評

カルロス・エステベス, カルロス・タイボ 『反グローバリゼーションの声』(晃洋書房 2013)

[内容]イラク戦争下で中南米・欧米から湧き起る反グローバリゼーションの声を集めたスペイン国営TVインタビューでの哲学者ネグリ、ノーベル文学賞のサラマーゴら著名人の発言を収録。資本主義的グローバリゼーションが引き起こす数多くの危険な事態を分かり易く解説。

マヌ・チャオの世界でも紹介されています。

ゼミの参考図書に指定:国際開発政策研究I


Twitter:https://twitter.com/zhen_zuo


友人が撮影

イスラエルの荒涼たる岩山。何を隠そう、私はこの岩山の洞穴を修道院がわりにして新約聖書の元ネタを書いていたらしいエッセネ派の羊皮紙、パピルス文書にとても興味を持っています。原始キリスト教の宗旨の一部がここに書かれているからです。かの有名なお金持ちが天国にはいるには、ラクダが針の穴を通るより難しいとしるしたのは、彼らエッセネ派の修道士らではないかと思う。