自己紹介
幼い頃から「ものづくり」が大好きで、三歳の時にはかぎ針で人形を編んでいました。編物や洋裁、工作、木版画など様々な手仕事をやってきましたが、ある時たまたま織物の制作の場でテーブルに広げられている色とりどりの糸と布サンプルを見たとたん、絶対にやってみたいと心が躍りました。
たて糸のすき間によこの糸を交互に通して布を作る一見シンプルに見える織物ですが、なかなか難しく、しかし、だんだんできるようになるにつれて、綿、麻、毛糸といった素材の特徴、さまざまな織りの技法、交じり合う色彩、による多様な表現と奥の深さに魅せられて、気がつけば何十年も続けています。
創作活動を続けるかたわら、外資系IT企業にも勤務していました。仕事で困難なことがあっても、「今週末は織物ができる」と思うと、波が砂を洗い流すようにサーッとつらい気持ちが消えていったのを覚えています。
また、創作とは別に旅が好きで、これまでに40か国以上を巡ってきました。織物は日本各地、世界各地で作られていて、旅先でその土地の織物や手工芸品を見て歩くのも私の楽しみのひとつです。それぞれの地域でのすばらしい自然や手工芸品との出会いから得た感動は、少なからず私の作品づくりに影響を与えています。
現在は、糸の染色、織り、縫製まで一貫して手がけ、タペストリーやラグといった大きな作品や、服、バッグ、ブローチといった身につける服飾品など幅広く制作しています。
略歴
1994–2007 織造形家・玉川大学芸術学部元教授 内山洋子氏に師事
2010 勤務先の永年勤続特別休暇を利用し、スウェーデン・ストックホルムの150年以上の歴史を持つテキスタイルの伝統校 「Handarbetets Vänner Skola」にて織り集中講座を修了
2012–2014 文化服装学院 生涯学習「文化式服づくりステップアップ講座」修了
2013 勤務先を退社し、「RAND o RUTA」の名で制作活動を開始
2014 タペストリー《冬の街》が第54回日本クラフト展に入選
工房名 RAND o RUTA (ランド・オ・ルタ)
工房名の"RAND o RUTA"は「ランド・オ・ルタ」と読み、、スウェーデン語で、「縞と格子」(ストライプとチェック)という意味です。日本でも人気のスウェーデン人作家、アグネータ・フロック(Agneta Flock)とご主人のお二人が考えてくれました。
About Me
Profile / Biography
1994–2007
Studied under textile artist Yoko Uchiyama, former professor at the Faculty of Arts, Tamagawa University
2010
Completed an intensive weaving course at Handarbetets Vänner Skola in Stockholm, Sweden, during a long-service sabbatical from my employer
2012–2014
Completed the "Advanced Dressmaking with Bunka Method" course at Bunka Fashion College’s Lifelong Learning Program
2013
Resigned from corporate work to begin full-time creative activities under the studio name "RAND o RUTA"
2014
Tapestry “Winter Town” was selected for the 54th Japan Craft Exhibition
About "RAND o RUTA"
The studio name, "RAND o RUTA" is Swedish and means 'stripes and checks.' The name was given to me by the Swedish artist Agneta Flock and her husband."