ラフィキエリとは
弊社、ラフィキエリ株式会社のホームページに訪問していただき、ありがとうございます。社名の「ラフィキ」とはスワヒリ語で「友人」を意味します。そして、「エリ」は野蚕の一種である「エリ蚕」を指します。
弊社の創立者は、長年、アジアとアフリカの国々で政府の技術協力事業に携わってきましたが、その一環でアフリカのケニアに対する養蚕分野への技術協力プロジェクトに参加しました。帰国後に農研機構の契約研究員を経て、2022年9月に起業し、ケニアのビジネスパートナーと共にエリシルク(エリ蚕から取れるシルク)を用いた製品の開発、製造、販売に取り組んでおります。
事業内容
現在、ラフィキエリ株式会社として取り組んでいる事業は以下の3種類です。
エリ紡(エリシルク糸紡ぎ機)の開発
ケニアでもエリ蚕の飼育方法が普及し始め、すでに企業による契約飼育もあり、また、コットンの手織りは盛んです。しかしながら、エリシルクの糸紡ぎは、作業効率の低い紡ぎ車に頼っているため、布が織れるほどに生産されていません。そこで、弊社は、手紡ぎ風の糸を紡ぐ日本発祥のガラ紡に着目しました。一方で、ガラ紡はコットンのような短繊維の紡ぎに向いており、長繊維を含むエリシルクを扱うには、様々な問題があります。課題解決に向けて長繊維用のガラ紡を開発した結果、それは、もうガラ紡とは異なるものとなり、エリ紡と名付けました。これは、試作品としては完成いたしました。今後、エリ紡を用いたエリシルク糸の生産体制をケニアに構築してまいります。
キャサロック(自社ブランドキャッサバ焼酎)の販売
エリ蚕はキャッサバの葉を食べますが、根の方は芋として多くの国で食用に利用されています。我が国でも、そのデンプンから作ったタピオカは、一時的なブームを経て一般的な食材として定着してきました。ところが、このキャッサバ芋は痛みが早いので、貯蔵に向いた加工を目指して、老舗の酒造会社と共に焼酎を開発いたしました。その結果、一般的な芋焼酎とは味わいの異なるスッキリとした口当たりの焼酎ができました。この焼酎は弊社のメルカリショップ及び独自ECサイトで販売しております。
ケニアでのアグリビジネスのコンサルタント
弊社は、上記のように、ケニアでエリ蚕関連ビジネスを展開しており、ケニアの農業、特に養蚕関係の組織および個人との繋がりがあります。このネットワークを生かし、ケニアで農業関連の事業展開を目指す方々に対して、現地調査、現地事業の調整、現地視察の手配などを実施し、お手伝いをさせていただいています。
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