QRIP(クリップ・クイズレーティングインプリメントプロジェクト)は、
クイズで実力分けを行う際の適切なレーティングアルゴリズム検討を行うこと、
そのための対戦データの収集を行う有志プロジェクトです。
QRIP(クリップ)は、クイズで実力分けを行うためのレーティングの開発を行うこと、そのための対戦データの収集を行う有志プロジェクトです。概要は以下です。
1.主催者と参加者に許可を取ったうえで、早押しクイズを行うクイズ大会/例会の「詳細結果」を統一的なフォーマットで収集します。
2.収集したデータを、開発に参加を希望する複数の技術者で共有します。参加した技術者の方には、「適切なレーティングアルゴリズム」を考えていただきます。
3.技術者はデータを自由に用い(アップされたデータをすべて使わなくてもよい)、レーティング計算の検討ができます。計算したレーティングについては、各技術者のサイトにて「上位50%まで」について発表できます。
4.各技術者が発表した各レーティングを、非営利の大会/例会主催者は運営に活用することができます。例えば、「クラス分け」「出場資格の設定」などです。ただし、レーティングを活用した大会/例会主催者は、大会終了後、大会結果を本プロジェクトに提供するのを義務とします。
*営利企業(問題作成/問読み等の人件費や会場費などの必要経費を超えた形で参加費等を収集し、クイズを行う事業者)も、当面は本プロジェクトで収集したデータに基づくレーティングを、当面は無料で活用可能とします。ただし、「レーティング開発者」が事業者に費用を要求することはあり得ます。また、運営や開発者への寄付は随時受け付けます。
5.本プロジェクトに明示的に参加した大会/イベント主催者は、全のレーティングデータにアクセスできる形とします。また、自身が提出した参加者のレーティングについては、各参加者への許諾を取ったうえで各大会の責任において公表することができます。
6.プロジェクトは現時点では非営利で運用します。ただし、運用継続のため、将来的に他プロジェクト(『新・一心精進』等)や事業者への移管が行われる可能性を予めご了承ください。その際は、「非営利」「(営利企業も含め)利用料無料」という点は見直される可能性をご理解ください。
QRIPでは、レーティング算出のためのデータを提供いただける大会/例会主催者を募集しております。
QRIPにデータをご提供いただける大会/例会は、大会告知内で「大会後、QRIPに大会の結果データを提供します」ということを明記した上で、本サイトへのリンクをすることを推奨します。
大会結果データは参加者に許可を取ったうえでご提供ください。エントリー受付時に「Webに出す名前(新・一心精進に報告する名前)」を、QRIPにも提供することを、事前承諾を得ることが望ましいです。
基本、大会において「公表する範囲」のデータをご提供ください。大会として公表する意思がない結果は送らない形でお願いします。(例:発表されない筆記順位の方々は、全員タイ順位として送付。提出フォーマットの例を参照。)
「QRIPにデータを提供して欲しくない参加者」のデータは、外してご提供ください。エントリー時に確認することを推奨します。
「参加者に許可を取っていないのでデータを公開前提のレーティングには使って欲しくないが、レーティングアルゴリズムを内々に検討するのに限定して使うならOK」という方のデータ提供も当面は歓迎します。この場合、プロジェクトメンバーに加わることを必須とします。また、開発者にその大会/イベント独自の開発を強いる場合、その技術者への謝礼等をご検討ください。
QRIPのデータに基づくレーティングを用い、大会の出場資格等を定めて構いません。
各技術者により発表されたレーティングをもとにして、クイズ大会のクラス分けや出場資格を設定してかまいません。
ただしデータが少ない現段階では、「クイズ歴5年目以下もしくはQRIP/るふぃやレーティングVer1.0の〇日時点で〇〇以下」など、「補助的に出場資格を広げるのに使う」程度がよいかもしれません。
ただしQRIPのデータに基づくレーティングで出場資格やクラス分けに用いた大会/例会主催者は、その大会結果を必ずQRIPに提出するものとします。また、次回以降で本レーティングを利用したいと考えている主催者は、出来る限り結果提出にご協力いただきたいと思います。
定期的に大会を開き、その大会内でレーティングを使いたい方については、QRIPのプロジェクトメンバーへの加入をお願いしたいです。
「QRIP対象大会/例会」に参加する場合の「Webに出す名前」は、可能な限り統一して同じ名前を使って下さい。
レーティングは、同じ名前を同一人物として機械的に扱って行います。対象大会/例会に参加する時は、「Webに出す名前」をなるべく同じ名前で登録をお願いします。
本プロジェクトで作成するレーティング結果及び参加者の登録名は、「新・一心精進」同様大会結果の「報道」の範囲と考え運用します。本名等を出されると困る方は、対象大会参加時に登録する「Webに出す名前」を、統一した偽名にして下さい。
【以下の対応を準備中】
同一人物が、複数の「偽名」を使ってしまい、複数人物として扱われた場合
同姓同名/同じWebネームが重なった場合
【今後】
近い将来、「ある回数以上(3回以上など)、広く告知されたレーティング対象対象に参加した方」のみ参加できるような、中規模クイズ大会を実施する可能性があります。
プロジェクトに加わりたい技術者・作業者の方を随時募集します。
・原則として、これまで何らかクイズに関するアプリ(Webツールや得点表示など含む)を開発したことがある方や、仕様策定に携わった方、その他大会運営経験がある方に限るものとします。
・開発済みの得点表示から、QRIPのJSONフォーマットで結果を出力する機能を作る、といった取り組みでの加入も歓迎します。
(プロジェクトへの加入可否を問わず、本フォーマットに沿った出力ができる得点表示プログラムを開発することは全面的に認めますし、歓迎です。)
・プロジェクトメンバーは、QRIPのデータに基づき何らかのアルゴリズムで処理したレーティングを、「上位50%まで」に限り、各人(が所属する団体)のサイトで発表することができます。ただし、以下のお約束をお守りください。
サイトに「本レーティングは、QRIPのデータに基づき作成しております」と明記し、本サイトへのリンクを張る。
アクセスできるデータは、レーティング作成のみに用いるものとする。
データをどのようなアルゴリズムや考え方(問題傾向など)にしてレーティングを算出するかは、各技術者にお任せする。ただしできる限り用いたレーティングアルゴリズムを明示することを推奨する。
アルゴリズム開発が、複数の技術者で並行して行われる可能性があることをご理解いただく(もちろん、一つのシステムを皆で改善する形でも構わない)。最終的に複数のレーティングが並立して運用される可能性もある。
他、以下は推奨事項です。
QRIPプロジェクトメンバーには、上位50%以下のメンバーも含めたデータを開示できるような仕組みを用意できると、なお望ましい。
多様な要求に答えるため、「シリーズ別」「難易度別」「傾向別」などそれぞれでのレーティング集計もできるように設計できると望ましい。
リーダー
市川尚志(複数のクイズ大会創設に寄与 参考『クイズ持ち寄り大正解(日本経済新聞2018年4月18日文化面) 『アマチュアクイズ大会文化(ユリイカ2020年7月号「クイズの世界」より)』
開発メンバー
るふぃや(サイト「ランクメーカー」運用 note「クイズにおけるレーティングシステム導入の夢とそこに至るまでの課題の整理」)
HIRO (個人サークル「dotteQ」主宰 クイズ支援アプリ開発中)
konakalab(Twitterアカウント 情報系大学教員.スポーツを中心としたランキング,予測モデルの設計と評価を実施)
Yoriyuki NAGATA (技術系会社員)
協力大会/イベント
募集中!
協力メンバー
募集中!
プロジェクトメンバーは随時募集しております。メンバー入りした方には、本サイトのアカウントアクセス権や共有データファイルアクセス権を付与することがあります。
プロジェクトについてご質問等がある場合、qrp.quiz[at]gmail.comまでお願い致します。ただし、有志のボランティアプロジェクトであるため、返信等が遅くなるor行われない可能性をご理解ください。