オンラインで開催!
ファルマバレー
バイオデザインセミナー
先着100名 参加無料
2020.9.4 FRI 13:00~15:30
バイオデザインが企業にもたらすバリュー(VALUe)とは
ニーズの洗い出しを徹底して行い医療機器開発を進めるバイオデザイン。シリコンバレー発の戦略的な発想で開発する手法は単なる医療機器開発にとどまらず、その企業が持つ潜在的な価値まで導き出します。
静岡ではいち早く「バイオデザイン」手法に注目、今年3年目を迎える当セミナーは静岡県内企業・医療関係者のみならず県外からも多数の参加をいただいております。
本セミナーは終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。
11月のワークショップのご案内をご参照ください。
バイオデザインプログラムとは
2001年にスタンフォード大学のDr Paul Yock(ポール ヨック 博士)らが、デザイン思考をもとにした医療機器イノベーションを牽引する人材育成プログラムとして開始しました。開発の初期段階から事業化の視点も検証しながら、医療現場のニーズを出発点として問題の解決策を開発し、イノベーシ ョンを実現するアプローチを特徴とするプログラムです。
フェローシップと呼ばれる約1年間のコースには、世界各国から応募があり、18倍を超える高い競争率の中、年間で8名が選抜されます。14年間で40社の起業を実現し、400件以上の特許出願がなされました。また、50万人を超える患者が、本プログラムで創出されたデバイスによる恩恵を受けております。現在、インド、シンガポール、アイルランド、イギリスで導入され、さらには、中国やブラジルをはじめとする世界中で導入が検討されています。
■プログラム■
※内容は変更になる場合があります。開会/主催者挨拶 13:00~13:10
八木 雅和 氏
導入講演
バイオデザインプロセス概論と勘所
13:10~13:30
ニーズドリブンから始まるバイオデザイン手法だが、そこには売れる医療機器を創出するための綿密な戦略が含まれる。数々のハードルを最初から想定した中小企業にも適した開発手法を改めて確認していく。
田上 未来 氏
特別講演
バイオデザイン手法で開発する現場ニーズにもとづく福祉機器
13:30~13:50
ファルマバレーセンターが取り組む「健康長寿・自立支援プロジェクト」における福祉機器の開発。バイオデザイン手法から見えてくる新たな発想での機器開発の可能性を探る。
Q&A 13:50~14:10
中尾 浩治 氏
バイオデザインが我が国の医療関連業界にもたらす価値
14:20~14:40
日本医療機器産業のグローバルマーケットでのプレゼンス、イノベーション創出に向けたバイオデザインアプローチ、同手法が日本の大企業だけではなく、中小企業も巻き込み、さらにはベンチャー企業も創出する価値等について解説する。
西内 大祐 氏
バイオデザインで導き出す自社の強み
14:40~15:00
テルモ㈱におけるバイオデザイン手法を用いた事業活動の紹介や同手法を活用したコア・コンピタンスの見つけ方について解説する。
瀧口 義浩 氏
光技術で日本発の治療機器グローバルビジネスの創成をめざして
―バイオフォトニクスデザインの取り組みー
15:00~15:15
光技術を基盤に、さまざまな応用産業の開拓を目指す人材を輩出している本学は、バイオデザイン手法を活用し医療・バイオ機器産業の創出に挑戦するバイオフォトニクスデザイン分野を始動した。地域の連携機関と協力し、現場ニーズを起点に世界的な視野でビジネス創出する人材を育成する。
Q&A/総括 15:15~15:30
問い合わせ/公益財団法人ふじのくに医療城下町推進機構 ファルマバレーセンター 事業推進部
☎ 055-980-6333 ✉ jigyo@fuji-pvc.jp
ファルマバレーセンターとは
静岡県東部地域を中心に、県が推進するファルマバレープロジェクト。恵まれた交通インフラや自然環境、健康関連産業の集積を背景に、世界レベルの高度医療・技術開発を目指して先端的な研究開発を促進し、医療からウエルネス産業にいたる先端健康産業の振興と集積を図るものです。
その中核的な支援機関として平成15年4月、ファルマバレーセンター(PVC)が設置されました。ファルマバレーセンターは県民、企業、大学、研究機関等の活動を支援し、プロジェクトの実現に努めていきます。