タンパク質の翻訳後修飾酵素による

生体機能制御メカニズムの解明

〜 タンパク質間相互作用から紐解く 〜

 岐阜大学 高等研究院 One Medicine トランスレーショナルリサーチセンター 

特任准教授 村田 知弥 (Kazuya Murata)

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2021.05.11.  EXOC1 と精子形成に関する論文が公開されました。研究成果 #19PubMed

研究対象 (Research Interest)

 DNA 上に存在する遺伝子情報は、転写・翻訳の過程を経てタンパク質へと変換されます。このタンパク質は翻訳後に様々な化学修飾を受けることにより、その機能が厳密に制御されています(=翻訳後修飾)。よく知られている翻訳後修飾としてリン酸化、ユビキチン化、メチル化、アセチル化などがありますが、このような修飾をタンパク質に付加する酵素が翻訳後修飾酵素です。翻訳後修飾は、例えば生体が環境の変化を感知・応答するための分子スイッチとして機能したり、不要なタンパク質を分解する目印となったり、生体内において重要な役割を担っているため、翻訳後修飾酵素の機能異常は数多くの疾患との関わりが報告されています。私はこの翻訳後修飾酵素がどのようなタンパク質をターゲットとし、生体機能を調節しているのかについて、タンパク質間相互作用の観点から研究を進めています。

 主な研究テーマ(Research Topics)

1. 脱ユビキチン化と「うつ様行動」

2. アルギニンメチル化と「拡張型心筋症」

3. 生体内タンパク質間相互作用の解析

お問い合わせ(Contact)

murata.kazuya.m5[at]f.gifu-u.ac.jp までご連絡ください。

[at] を@に変換してご送信ください。