PSJ

Political Scientists in Japan

「政治学者」と聞くと、テレビのコメンテーターを思い浮かべる人も多いかと思います。もちろんそうした活動も重要なのですが、日本において学術的な政治学の研究を行い、国際的に著名な学術誌に論文を書いている研究者もいます。PSJは、そうした研究者「Political Scientists」に焦点を当て、汎く一般に認知してもらうことを目標としています。

特に、この情報がこれから政治学を学びたいと思っている高校生・大学生・大学院生にとって、進学先や指導教員を選ぶ一助になればと思っています。「難しいことはよく分からない」という方は、PSJスコアが高い研究者や大学についてインターネットで調べて、自身の関心に合うか考えてみてください。政治学、特にPolitical Scienceの雰囲気を知りたい人は、こちらを読んでみてください。


研究者の皆様、PSJの整備に是非ご協力ください!PSJは皆様からの情報を元に成り立っています。管理人は年に一回ほどResearchmapを元に情報を更新しますが、完全ではありません。皆様の手間を減らすべく、研究者名・所属機関・DOIを入力するだけで、情報を提供できるようにしました。ご協力してくださる方は、下記の「コードブック」および「情報提供」を御覧ください。

なおPSJは永遠のベータ版です。情報の欠損や間違いがあると思った上で、お使いください。

菊田恭輔

研究者のデータ

2000年以降に各ジャーナルに掲載された論文の合計。赤・橙・灰で示したものが、トップ誌・準トップ誌・メジャー誌。それぞれを3点・2点・1点として合計得点を取ったものがPSJスコア。PSJスコア順に表示。

大画面で閲覧

ダウンロード

(CSVのエンコーディングがUTF-8になっています。MS ExcelではDataタブ下のFrom Text/CSVから読み込んでください。RやStataではエンコーディングをUTF-8に設定してください)

研究機関のデータ

2000年以降に各ジャーナルに掲載された論文×研究者の合計。論文×研究者の合計であるため、同じ機関に属する3人の研究者が一つの共著論文をAPSRに刊行した場合、3本としてカウントされる。赤・橙・灰で示したものが、トップ誌・準トップ誌・メジャー誌。それぞれを3点・2点・1点として合計得点を取ったものがPSJスコア。PSJスコア順に表示。論文刊行時でなく現時点での所属先に基づく。

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(CSVのエンコーディングがUTF-8になっています。MS ExcelではDataタブ下のFrom Text/CSVから読み込んでください。RやStataではエンコーディングをUTF-8に設定してください)

論文のデータ

2000年以降に各ジャーナルに掲載された論文×研究者の一覧。タイトルなどの論文情報はDOIから自動的に作成。名前順に表示しているが、Google Sheetsの機能の制約から、あいうえお順になっていない。また、古い論文については、Crossrefにタイトルが登録されておらず、空白になっているものが数点ある。これらについては、DOIのリンク先を参照のこと。

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(CSVのエンコーディングがUTF-8になっています。MS ExcelではDataタブ下のFrom Text/CSVから読み込んでください。RやStataではエンコーディングをUTF-8に設定してください)

情報提供

PSJは皆様からの情報によって成り立っています。新しい論文の情報や間違いについて、下記のフォームから情報を提供してください!その際、下記のコードブックを読んでください。


新しい研究者・論文の追加申請フォーム

データベースにない論文や研究者を登録する場合、こちらのフォームから申請してください。研究者名・所属機関・論文のDOIの3つを入力するだけです!ご自身の論文でも、他人の論文でも気軽に申請してください!Googleのアカウントは必須ですが、匿名アカウントでも構いません。

なお、1件の申請につき、1人の研究者・1本の論文のみ申請してください。1本の論文に複数の研究者が該当する場合も、別々に申請してください。

申請内容は管理人の承認の後に公開されます。


データ修正・提案申請フォーム

誤植や所属先の変更等がある場合、こちらのフォームから申請してください。なお、論文データの研究者名・所属先・DOIは手作業で修正できますが、その他のデータは自動的に作られており、基本的に手作業での修正はできません。 

また、本ページ下部の検討項目について、ご意見がある方もこちらから申請してください。全ての申請について返信を約束するものではありません。

申請内容は必要に応じて公開されます 

コードブック

(2024年8月9現在

研究者:日本在住の研究者。国籍・専門分野を問わない。海外在住者や一時帰国者、所在が確認できない者は含まない。また、サバティカルなどで、一時的に海外から日本に赴任する者は含まない。一方、サバティカルなどで、一時的に日本から海外に赴任する者は含む。


論文:2000年もしくはそれ以降に下記のジャーナルに掲載されたもの。正式なDOIが付与されており、ジャーナルのホームページで掲載を確認できるものであれば、近刊も含む。このフォームを投稿した時点で日本に在住していれば、過去の海外在住時の論文も含む。Research noteやLetter、Short article、Special issue introduction、Data feature、Review article、Book review、Comment、Errata等は含まず、通常の研究論文のみ含む。Special issueも含む。単著・共著を区別しない。


トップ誌

American Political Science Review (APSR)

American Journal of Political Science (AJPS)

The Journal of Politics (JoP)


準トップ誌

British Journal of Political Science (BJPS)

International Organization (IO)

World Politics (WP)

Comparative Political Studies (CPS)

Political Analysis (PA)


その他メジャー誌

Political Research Quarterly (PRQ)

Quarterly Journal of Political Science (QJPS)

Political Science Research and Methods (PSRM) 

International Studies Quarterly (ISQ)

International Security (IS)

Journal of Conflict Resolution (JCR)

Journal of Peace Research (JPR)

Political Behavior (PB)

Legislative Studies Quarterly (LSQ)

Public Opinion Quarterly (POQ)

Electoral Studies (ES)

American Politics Research (APR)

Political Theory (PT)

Journal of Theoretical Politics (JTP)


なお、ジャーナルの選定トップ誌の区別等は前のバージョンのPSJ(別管理人)に基づいている。具体的には、McLean et al. (2009) Table 1の上位20誌のうち、Comparative Politics・Perspetives on Politics・PS: Political Science and Politics・Foreign Affairsの4誌を除いたものに、Quarterly Journal of Political Science・Political Science Research and Methods・International Security・Journal of Peace Research・Electoral Studies・Journal of Theoretical Politicsの6誌を加えたものとなっている。



前のバージョン(別管理人)からの主な変更点



その他留意点

更新予定

(2025年1月16日現在)

2025年5月更新予定

ライセンス

CC BY 4.0

引用(日本語):菊田恭輔."PSJ: Political Scientists in Japan".https://sites.google.com/view/ps-japan.

引用(英語):Kikuta, Kyosuke. "PSJ: Political Scientists in Japan." https://sites.google.com/view/ps-japan.