RCSサステイナビリティ評価研究会
RCS Sustainability Evaluation Research Group
RCS Sustainability Evaluation Research Group
立命館大学第2期拠点形成型R-GIRO研究プログラムプロジェクト「水再生循環によるアジアの水資源開発研究拠点」、および私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「水再生循環によるアジアの水資源開発研究拠点形成」の研究成果の継続的発展を目指すとともに、あわせて環境省環境研究総合推進費(S-13テーマ4:沿岸海域の生態系サービスの経済評価・統合沿岸管理モデルの提示)の戦略的展開も図る。
ポスト2030を展望した社会インフラ整備(国土・社会・経済・水資源・上下水道・道路・観光等々)の持続可能な社会づくりのための評価システムの構築を目指します。
第30回研究会
日時:2026年9月28日(月) 16:00~18:00
会場:立命館大学 大阪いばらきキャンパス B棟4階 B411(予定)
※Zoomリアルタイム配信も実施します。
参加・お問い合わせは、代表の仲上健一までメールでお願いします。
【プログラム】
1.開会挨拶(16:00~16:05)仲上 健一(RCSサステイナビリティ評価研究会 代表)
2.研究報告1(16:05~16:45)[報告20分/質疑応答20分]
「10年後の世界を読み解くー日本の対応策は?」
五十嵐 敏郎(マテリアルライフ学会常任理事 マイクロプラスチック研究会委員長)
3.研究報告2(16:45~17:35)[報告30分/質疑応答20分]
「生ごみから循環社会へー日中韓に見る資源化政策と地域の知恵ー」
千 暻娥(立命館大学OIC総合研究機構・プロジェクト研究員)
4.総合討論および参加者からの近況報告(17:35~18:00)
※終了後、キャンパス内「GARDEN TERRACE LION」にて懇親会を開催予定です。
(18:15~19:30。会費4,000円)
【今後の開催予定】
第31回:2026年11月30日(月)16:00~18:00
第32回:2027年1月25日(月) 16:00~18:00
いずれも会場は立命館大学大阪いばらきキャンパスを予定しています。
こちらからご覧ください。
【Water&Life誌】
711号(2025年7月発行)AIビジネスの光と影「水を大量に消費する」問題を巡って
689号(2023年9月発行)ウクライナのダム破壊について研究発表
686号(2023年6月発行)「水の安全保障」の現在を研究報告
683号(2023年3月発行)水害から避難するー2020球磨川豪雨水害を事例に
656号(2020年12月発行)(第5回研究会の内容が掲載)
648号(2020年3月発行)(第3回研究会の内容が掲載)
647号(2020年2月発行)(第1回・第2回研究会の内容が掲載)
研究会は年に4回~5回程度実施しています。報告を希望される方は、代表の仲上健一までメールで申し込みをお願いします。なお、申し込み状況によっては直近の研究会の報告とはならず、報告の実施までお待ち頂く場合があります。
本研究会にもご参加頂いていた三石博行先生が、2026年8月17日にご逝去されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
三石博行先生を偲んで
― ご厚志への感謝とその志を受け継いで ―
RCSサステイナビリティ評価研究会
代表 仲上 健一
三石博行先生は、2026年8月17日にご逝去されました。
三石博行先生のご逝去の報に接し、RCSサステイナビリティ評価研究会を代表して、謹んで哀悼の意を表します。
三石先生には、生前、立命館大学に対し、私どもの研究活動を支援するための奨学寄付金という、誠にありがたいご厚志を賜りました。研究会を代表して、改めて心より御礼申し上げます。
このご寄付は、私どもにとりまして、単なる研究資金としての支援にとどまるものではありませんでした。そこには、サステイナビリティという現代社会の根源的課題に対し、研究者が専門領域の壁を越え、社会の未来を見据えながら研究を続けてほしいという、三石先生からの期待と励ましが込められていたものと受け止めております。
三石先生は、現代文明が直面する諸問題を、経済、科学技術、環境・生態、社会・文化、政治といった個別領域の問題としてではなく、それらが相互に関係する一つの文明社会の問題として捉えておられました。そして、20世紀型の成長と発展のあり方を問い直し、21世紀にふさわしい新たな文明社会をいかに構築するかという大きな課題を、長年にわたって追究されてきました。
私どもRCSサステイナビリティ評価研究会が取り組んでいる「サステイナビリティ評価」も、まさにこうした問題意識と深くつながるものです。
サステイナビリティとは、単に環境負荷を低減することでも、経済成長を持続させることでもありません。環境、経済、社会、技術、地域、そして将来世代という多様な価値をどのように評価し、調和させ、持続可能な社会の形成へと結びつけていくのか。そのためには、従来の単一の尺度ではなく、多元的かつ長期的な視点から社会の価値を捉える必要があります。
三石先生から賜った奨学寄付金は、こうした研究をさらに前へ進めるための大きな励ましとなりました。
とりわけ私が深く感じておりますのは、先生が研究の「成果」だけではなく、研究を通じて次の時代を構想することそのものを大切にされていたことです。研究とは、既に存在する問題に解答を与えるだけではなく、これからの社会にとって何が重要な問題なのかを問い、新しい価値や社会の可能性を提示する営みでもあります。
三石先生のご厚志には、次の世代の研究者に対する期待とともに、未来社会を構想する研究を絶やしてはならないという強い思いが込められていたのではないでしょうか。
先生のご逝去により、直接ご意見を伺い、議論を交わすことができなくなったことは、私どもにとって誠に大きな喪失です。しかし、先生からいただいたご支援と励ましは、これからもRCSサステイナビリティ評価研究会の活動の中に生き続けます。
私どもは、先生から賜ったご厚志を大切に受け止め、環境・経済・社会を統合したサステイナビリティ評価の研究をさらに深化させ、その成果を社会へ還元してまいりたいと考えております。そして、研究活動を通じて持続可能で人間性豊かな21世紀社会の形成に寄与することこそが、先生への何よりの恩返しであり、その志を受け継ぐことになると考えております。
三石先生、本当にありがとうございました。
先生からいただいた温かいご支援と、研究に寄せられた期待を、私どもは決して忘れることはありません。そのご厚志を次の研究へ、そして次の世代へとつないでまいります。
ここに、RCSサステイナビリティ評価研究会を代表して、これまで賜りました格別のご厚情とご支援に改めて深甚なる感謝を申し上げるとともに、三石博行先生の長年にわたる学問と社会へのご貢献に心から敬意を表し、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
合掌