地球科学的自然遺産の保護を考える

千葉セクション露頭へのアクセス問題

現在,千葉県市原市にある,前期・中期更新世境界の国際模式地候補地の露頭の土地が,古関東深海盆ジオパーク認証推進協議会の借地となっています.これにより,研究目的でのその土地へのアクセスが保証されていない状況にあります.ジオサイトは,地球科学的価値のある場所のことであり,その価値は,そこが適切に管理されることによって保証されます.こうした状況に対して,JGN運営会議保全WGは,地球科学的価値のある場所の管理のあり方として大きな問題があると考えます.そこで,市原市が募集していた「市原市養老川流域田淵の地磁気逆転地層の試料採取のための立ち入り等に関する条例(案)に対して,コメントを提出しました.

詳細

(2019.8.1)

自然資源保全ガイドラインを作成しました

地域の地球科学的自然遺産の保全活動は,ジオパークの活動の根幹をなすものです.どのように考えれば良いのか,またどのように取り組めば良いのか,保全ワーキンググループにおいて討論を重ね,ガイドラインを作成しました.

全文

(2018.2.28)