〒652-0843 神戸市兵庫区船大工町2-15 一般社団法人プリウス 078-203-4523
理 念
障がいの有無に関わらず「自分の事は自分で決める」そして、それに対して「責任を持つこと」それが『自立』の根本であると考えています。
近年、障がい者雇用の促進や入所施設及び精神病棟からの地域移行・地域定着など、障がい者を取り巻く福祉施設の動向が保護の観点から自立支援・地域支援へと移り、様々な形で社会との関りが広がりつつある中、当事者一人をひとりを人権侵害から守り、更には当事者ご本人の利益となるよう「正しい権利行使」に導く責任は支援する側の最も重要な支援過程「自らで気づき学ぶ機会」であると考えています。
その為にも、結果には必ず原因があるように、個々の障がい特性・成育歴・家庭環境及び状況の把握を行います。そして支援者を含めた日中の関りなど、当事者自身の障がいを原因としないよう、まずは支援に携わる私たちが、一人ひとりを総合的な観点から理解していく努力を行う必要があり、その上で
「働くこと」「生活をすること」「色々なことに興味を持ち楽しむこと」など、様々な体験の中で自ら
「考える機会」「相談する機会」「自分で判断し決断する機会」
を小さな意思表示あるいは、個人の利益となる正しい自己決定を【人権擁護と権利擁護】に重点を置いて、当事者と家族あるいは支援者等が互いに主体的な立場として学んでいく必要があると考えています。
そして、それが本来目指すべき《互いに尊重し合い共有した社会》と私たちは考えています。
プリウスは
●就労の場(働くこと)
●生活の場(豊かに暮らすこと)
●療育活動(自己決定する力)
●人権擁護及び権利擁護の啓発活動(障がい者を一市民として受け入れると共に意思を尊重することのできる社会作り)
を一人ひとりの障がい特性を考慮したサービス提供と個々が抱える生活環境あるいは、生活状況等の課題にも幅広く総合的に対応させていただく中で、障がいのある方々が《目的》を持って、自らの〈目標〉に向かって努力できるようサポートに努めていきます。
支援者の心得
●利用者の年齢、性別、障がい特性及び程度に関わらず、大人として
尊重した接し方を心がけること。
●温かさ、優しさ、明朗さ、親しみやすさ、謙虚さを心がけること。
●人の強みに気づける観察力とそれを引き出す創造性を磨くこと。
●利用者の主体性を尊重すると共に、支援者も主体者として利用者の
方々の利益を守ること。
●大切な命をお預かりする立場としての自覚を持つこと。
●業務で知りえた個人情報の取り扱いは、他機関との連携であっても
、ご本人もしくはご家族の了承を得ず、外部には漏らさない。
●資料、データ等の管理についても厳重に管理すること。
●守秘義務については、信頼を築く基本であることを常に心がけること。
事業所の役割
●公的事業としての責務を認識し、質の高い福祉サービスの提供と啓発活動
を務めると共に社会福祉の推進と利用者様の自己実現を目指します。
●地域資源の一つとして、地域の交流を通じ地域貢献に努めると共に地域の
方々に愛される事業作りを目指します。
●他機関とのネットワークによる情報収集と情報提供に努めると共に、利用
者様の正確な情報収集及び把握を努め、他機関との情報共有の連携に努
めます。
●利用者様の人権擁護と権利行使を念頭に、所得保障・安定した生活環境等
に至るまで、個々のエンパワーメントによる能力の向上に努めます。
●支援者が安心して業務に携われるよう、定期的な社内研修や会議などで
アドバイス、意見交換などを行い、質の高い人材育成に努めます。