drink menu
コーンポタージュ
寒い季節に、ほっと一息ついてもらえるようなコーンポタージュを作りました。コーンの自然な甘さを活かした優しい味わいで、誰にとっても飲みやすい一杯を目指しました。
トッピングには、こんがり焼いて細切りにした食パンを添えました。スープに浸すことで、最初はサクッと、次第にしっとりと変化し、飲むうちに食感の違いも楽しめます。
「飲む」だけでなく「食べる」楽しさも感じてもらえるポタージュです。
Other menu
2種のカナッペ
コーンポタージュと一緒に楽しんでもらうため、味の異なる2種のカナッペを用意しました。甘いものと塩辛いもの、異なる味わいを用意することで、その日の気分や好みに合わせて楽しめるようにしました。
クリームチーズ✖️ナッツ✖️はちみつ
コクのあるクリームチーズに、ナッツの香ばしさと蜂蜜の優しい甘さを合わせたカナッペ。甘さの中に食感のアクセントがあり、口の中でゆっくりと味が広がります。
クリームチーズ✖️生ハム✖️トマト
塩味のある生ハムと、みずみずしトマトを組み合わせた、さっぱりとした味わい。コーンポタージュの優しい甘さとよく合い、全体のバランスを整える一品です。
stand gallery
コーンポタージュの優しさや温かさが伝わるよう、屋台全体はクリスマスらしい雰囲気でまとめました。ライトやキャンドル、布やリボンの装飾を取り入れ、可愛らしく落ち着いた雰囲気に仕上げています。
班のロゴを刺繍した布や手書きのメニューボードを用いることで、屋台全体に統一感を持たせました。
ただ飲食物を受け取る場所でなく、自然と立ち寄りたくなる体験の入り口になることを大切にしています。
Team member
かんな/ひまり/あみ/かず
making process
『ポタっとする?ができるまで』-秋学期 プレゼミ記録-
まず、POPUP出店といったお話を最初のプレゼミの講義で聞いたとき、「お客さんに私達のドリンクを作って出すの!?」「屋台をつくる!?」という事に正直驚きの方が大きかったです。しかし同時にどこか “ワクワク” する気持ちもあって、いつもの講義の様に机に座って何かを学ぶのではなく、何か普段とは違うことが始まる予感がしました。
まず第一回校内出店POPUPに向けて、まず班4人(かんな ひまり あみ かず)で話し合ったのは、「何を売るか」でした。冬、学生、みんなが好きなドリンク、このようなキーワードが揃い、冬の時期と言うこともあり、自然と温かいものが候補に挙がりました。豚汁..スープ..ココア..甘いドリンク..。どれも魅力的で、他の班と被らないようなドリンクにしたかったといったこだわりもあり、最初は中々決まりませんでしたが、話し合いを重ねるうちに、「外で歩いている人が飲みたい!と思うもの」を想像して提案するようになっていきました。
寒い日に外を歩いてふと屋台が目に入った時、何が売っていたら立ち止まるだろう...。甘いドリンクは他の班が作るしな。その中で、温かくて、ほっとできて、ちょっと安心するドリンク、そんな視点から考えた時に自然と浮かび上がってきたのが『コーンポタージュ』でした。
冬にコーンポタージュが飲みたくなるのは、人間が「体温維持」と「エネルギー補給」を本能的に求める季節だからだそうです。温かいスープは身体の中心温度を効率的に上げ、冷えによるストレスを和らげます。さらに、コーンに含まれる糖質は吸収が早く、短時間で脳と身体にエネルギーを届けてくれる“即効性のある燃料”。そのため、集中力の立ち上がりが滑らかになり、仕事後に飲めば疲れた身体をほっと緩めるリカバリー効果が期待できます。寒い季節に求められる“あたたかさ・甘さ・安心感”の三拍子がそろったコーンポタージュは、冬のコンディションに合理的にマッチしたドリンクなのです。
ドリンクが決まったら、当日に向けて試作、買い出し、当日の動き、動線を順に決定していきました。味だけで勝負するのは難しいし、しかし完全に1から作るのは現実的ではないし、といった部分で、ただのコーンポタージュじゃなくて、絶対に一緒に食べたくなるパンを付けて価値を高めたり、コーンポタージュを通しての体験を変えることで新しい価値を生み出そうとしました。味だけではなく、香りや見た目、空間まで含めて、一つの体験としてデザイン出来たら、私達の『ポタっとしてみる?』として良いドリンクが提供できるね。と考えました。
そして実際に、学校のキッチンスペースを借りて試作開始。みんなで朝から集まって、お鍋を囲んでスープを温めながら味を確かめ合う時間は、今振り返ってもとても印象に残っています。「おいしい!」「ちょっとモッタリしすぎ」「寒い日に飲みたいわ!」等を言い合いながら、様々な選択肢をみんなで試作しました。その空気感に班員全員 “ワクワク” を感じていました。
試作が終わり、味とレシピの方向性が決まり、迎えた最初の第一回校内POPUP。実際にやってみると、想像以上に緊急事態だらけで大変でした。時間の制限、雨天だったという事もあり、準備が思うように進まなかったり、パンを切ってなくて急遽食堂のスタッフさんに上平先生引率で切りに行ったり、想定外のトラブルが起きたり、IHが急に止まったりと、反省点がいくつも見つかりました。それでも、他のプレゼミメンバー達とも協力し合って、『コンポタ飲みたいですー!』と沢山のメンバーが押し寄せてくれた瞬間、本当に嬉しかったです。
この経験を経て、私達はもっと『私達の班らしさ』を出したいと思うようになりました。ただ味が美味しいだけでなく、「コンポタの班良かったな」「あの屋台なんか素敵」といった私達の班らしさ、の為に注目したのが「空間づくり」でした。より良い空間・屋台にする為に、最終POPUPに向けての買い出しに行きました。授業終わりに班のみんなで集まって、お店を回りながら紙コップや装飾に使えそうなものを探しました。「これ良くない?」「この色クリスマスっぽくて惹かれる!」「雰囲気に合う!」と話し合いながら選ぶ時間は作業でありながらも、よりチームの中が一気に近づいたと思います。第一回を終えたこの頃から、班の中で自然と役割が生まれたり、気軽に意見を言い合える空気が出来たりして、チームになってきた感覚がありました。
そして最終プレゼミクリスマスドリンク会では、コーンポタージュに加えて、その場に立った瞬間に感じる雰囲気を大切に空間づくりに努め、コンポタの付け合わせとして二種のカナッペも提供しました。布や装飾、小物、灯。クリスマス要素を取り入れながら、「暖かい冬の屋台」を表現しようと工夫しました。コーンポタージュ、カナッペに惹かれてきてくれるメンバーに加えて、「可愛い!」「暖かい雰囲気!」という声といっしょに自然と集まってきてくれた光景を見た時、空間が持つ力を強く実感しました。
空間づくりは、単なる飾り付けではなく、人の感情を先回りして用意することなのだと思います。寒い日に暖かそうな灯を見ると、少し安心する。クリスマスらしい雰囲気を見ると、楽しい気持ちになる。そうした感情を想像しながら場所を整えることで、『ポタっとしてみる?』のコーンポタージュは飲み物としての価値に加えて、体験としての価値も確立できたのではないかと思います。
そして上平先生での講義内で少し触れられていた ”ワクワク” の意味。ワクワクは完成したものを見た時だけ生まれるものではなく、むしろ準備過程で生まれる感情なのだと思いました。上手くいくかわからないけど、みんなで試して、悩んで、少しずつ近づけていく。そのプロセスそのものだと学びました。
最初は少し緊張していた4人でしたが、気付けば自然に笑って話せる関係になっていて、「一緒にやれてよかったね!」とみんなが口をそろえて思えるようになっていました。(実際に4人でご飯に行って語り合ったりもしたり…笑)『ポタっとしてみる?』という屋台の名前には、私達の試行錯誤やワクワク、そしてこの秋学期のプレゼミで過ごした大切な時間が暖かく、ぎゅっと詰まっている様に思えます。