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白味噌ココア
カカオ×白味噌で生まれた、まろやかで奥行きのある「コク」を楽しむ新感覚の和ココア。
ココアのやさしい甘さに、白味噌が持つ発酵由来のうまみと少しの塩味が重なり、ひと口ごとに違う表情を見せる奥行きのある味わいに。
トッピングのミニマシュマロが飲むうちに溶け、ひと口ごとに変わる食感もポイント。そんな、心にじんわりと残るあたたかさを感じられるドリンクです。
KOKUMI.という名前には、「コクのある味わい」と同時に、「心に残る深みある時間をつくる」という意味が込められています。味だけでなく、飲む時間そのものがやさしく記憶に残るような、新しい甘さと癒しを届けることが、KOKUMI.のコンセプトです。
また、サブネームのBLEND No. 81には、「重なり」、「満ちきる直前」という意味を持つ81という数字から名付けました。完成しすぎないからこそ、飲む人それぞれの感じ方や記憶が入り込む余白があり、その日の気分やシーンによって印象が変わる。そんな余韻や解釈の余白を大切にしたブレンドです。
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アーモンドクリームチーズクラッカー
ローストアーモンドの香ばしさ×なめらかなクリームチーズで、サクサク食感が楽しいミニクラッカー。
甘さと塩味のバランスが絶妙な、シンプルながらついつい手が止まらなくなる、そんな付け合わせを用意しました。
アーモンドの、どこかカカオ豆の形を連想させるようなビジュアルもポイントです。
stand gallery
KOKUMI.のコンセプトである「心にじんわり残るやさしいあたたかさ」をイメージし、ベージュや薄茶色を基調とした温かみのある色合いで統一。落ち着きと安心感を表現し、立ち寄る人の気持ちが自然と安らぐ空間を目指しました。
また、ほんのり優しく光るライトやささやかなレース素材、手作りポスター、散りばめられたロゴなど、シンプルの中にも少しポイントを。
Team member
いと/こうすけ/さき/さやの
making process
#1
トランプで決まったグループで、分かれて初めての顔合わせ自己紹介を行った。ここから一緒にドリンクを作っていくメンバーが決まり、最初は少し緊張している雰囲気があったものの、一人一人がやる気を持ってやる気があるのが伝わってきたので、これからの授業への期待が高まった。2回目で、各グループが担当するドリンクを作るという事で、どうやったら実現できるかの話し合いを行った。
#2
グループごとにテーマが分けられドリンクの試作を行った。私たちは、「キレのあるコーラ」を作る事に決まった。基本のレシピは、S&Bのクラフトコーラをベースにした。「キレ」を再現する方法としてクラフトコーラの元を作る際に加熱を控えめにして時間を短くする工夫をした。また、レモンなどの柑橘類を多めに使用し、爽やかさを出すスパイスとしてコリアンダーシードを取り入れるなど、後味がすっきりするような方向で調整した。さらに、甘さや重たさが出やすいバニラビーンズの量を減らすことで、より軽い飲み口に近づけようとした点も特徴である。レモンは別で茹でて抽出することで香りや酸味を引き出し、全体としてキレのある味わいを演出できたという手応えがあった。私たちは、味だけでなく見た目の再現にも力を入れ、ラベルやマスキングテープなどを用いて商品としての完成度を高めようと工夫した。ドリンクは味だけで評価されるものではなく、見た目の印象が集客にもつながるという考えを持ち、第一印象や手に取ってもらうための工夫を意識していたことが分かる。一方で反省点として、見た目にこだわるあまり、味が十分に追いついていない部分があったことが挙げられた。キレ自体は表現できていたものの、コーラとして重要な「コク」や深みが不足しており、他の班が再現していたコーラらしい濃厚さに比べると、コーラ感が弱いという反省点が挙がった。
#3
これまでの振り返りを踏まえながら、次に作るドリンクの方向性について意見を出し合った。当時はスパイスティーやラテなど複数の案が出ており、特にコーラ作りでスパイスを扱った経験から、できるだけスパイスを活かしたメニューにしたいという考えが共有されていた。最終的には別のアイデアへと進むことになったが、この段階で幅広い案を出し、話し合いの中で方向性を模索できたこと自体が成果として捉えられていた。
#4
屋台の組み立て作業が中心となり、初めは感覚的に作ってしまったことでバランスがうまく取れない場面もあった。しかし、動画を参考にしながら班員が協力して作業を分担し、最終的に形として完成させることができた点は良かったと評価されている。ただし、ぐらつきがあるなど安全面での不安も残り、実際にドリンク提供の場面を想定すると改善が必要だという課題も出ていた。また、屋台の幅的に全員が中に入って作業するのは難しいため、当日の動き方や役割分担を決める重要性も確認された。さらに、屋外で実施する場合は地面の状態によって安定性が左右されるため、錘をつける、固定するなどの対策も必要だと考えられていた。加えて、テント自体が非常にシンプルだったことから、屋根や看板の装飾、ランプの設置、布を敷くなど、見た目のデザインを工夫して魅力を高めたいという意見も出ており、商品だけでなく提供環境全体を整える方向へ意識が広がっていた。
#5
屋台組み立て練習を通して、私たちの班では安全性や使い勝手に関する改善点が多く挙がった。左右前後のガタつきや接合部分の弱さがあり、固定方法の見直しが必要だと感じたほか、屋台内のスペースが狭いため、お会計用の別台を用意する案も出た。また、全班同じデザインであることから、装飾による差別化や、斜めの地面への対策として重りや固定具の検討も必要だと分かった。組み立て自体は簡単だったが、事前に試すことの重要性を強く実感した。
この活動で感じた「ワクワク」は、完成した結果よりも、チームで試行錯誤しながら形にしていくプロセスそのものにあった。うまくいかない中で工夫し、成功した瞬間に共有する小さな達成感の積み重ねが、楽しさにつながっていたと感じた。
#6
ここで、「食中毒・感染症を防ぐには」というテーマのプレゼン発表をした。そこでは、準備はギリギリだったものの、無事に発表を終えることができた。法律や過去の事例に加え、屋台出店に必要な手続きや実践的な対策を紹介できた点は良かったと思う。一方で、聞き手を惹きつける工夫という面では、問いかけや話し方に改善の余地があると感じた。
調べ学習を通して、食品を不特定多数に提供することには大きな責任が伴い、原材料だけでなく提供までの過程で感染の連鎖を断ち切ることが重要だと分かった。だからこそ、整理整頓や手洗いなどの基本行動について、チーム全員が共通認識を持つ必要があると感じドリンク制作にあたって知識を深めることができた。
#7
ドリンクはココアをベースとする方針で検討を進めていたが、一般的なココアではオリジナリティに欠けるため、新しい組み合わせを模索した。その中で、白味噌とココアが意外に相性が良いという案が出され、「和」と「洋」を掛け合わせた独自性のあるドリンクとして採用することになった。さらに、牛乳を温めて提供することが難しいという課題に対しては、クリーミングパウダーをお湯で溶かす方法を取り入れることで、オペレーション面の問題を解決した。
店名は「kokumi」とし、白味噌や黒糖を使用したコクのある味わいを表現するとともに、親しみやすい響きを意識した名称とした。ロゴデザインについては現在試作段階で、店名の持つ温かさや雰囲気をより的確に表現できるよう、引き続き検討を行ってた。デザイン制作にはデジタルツールを活用しつつ、手書き要素を一部取り入れることで、温かみのある表現を加える案も挙がった。
また、店舗装飾やディスプレイについては今後の検討事項であるが、暖色系のランプなどを用いることで、落ち着きのある雰囲気づくりができるという視野が広がった。
#8
お試し出店当日
直前にドリンクメニューを「白味噌ココア」に変更したため、圧倒的な準備不足で改善点が多かったが、ここで大まかなレシピが確定!
ココア感×コク×白味噌らしさ
をどのように両立させるかを試行錯誤した結果、他班の反応も良く、白味噌の味とコクを感じれる一杯が完成した。良かった点は白味噌を入れることにより、コクが出たことや、白味噌のまろやかさがココアにあっていたこと、牛乳の代替で使用したミルクパウダーでしっかりとミルク感が出せたことなどが挙げられる。改善点としては、提供までの効率の悪さや、ドリンクとしての見た目、屋台の装飾が挙がった。味が良くても、提供スピードの速さや飲みたいと思ってもらえる見た目などが、顧客体験に大きく影響するため、さらにブラッシュアップが必要だとまとまった。
#9
前回のお試し出店の振り返りを、班の垣根を越えて行った。それぞれの班で出た改善点や、自分たちにはない視点を得られて、これから本番に向けてブラッシュアップしていくための良い機会になった。チーム内では、お試し出店で他班のアイデアに触れ、自分たちの屋台の空間づくりには何が必要かを話し合った。「白い紙コップより、茶色の紙コップのほうが温かみが出てた」、「提供台の上に何か柄のある布とかレースとかがあってもいいかも」など、他班との交流を通して、どんな風に自分たちらしさ・世界観を出せるか意見を出し合えたのが良かった。
#10
今までの目標だった日東電工さんでの出店が難しいかも、という話があがり、今までの計画が崩れたように思われたが、むしろここがエフェクチュエーション的な転換点になるのでは?とポジティブに捉えられた。学内のクリスマス会であれば、制約が少なく、より自由な発想でいろんなことができるため、ピンチがチャンスに変わった瞬間だった。
前回の話し合いを経て、チームで屋台装飾の買い出しを行った。ちょうどクリスマスシーズンだったこともあり、私たちが目指していた「暖かみ」を表現できるものをいろいろ購入することができた。学内でやるからこそ空間づくりがしやすくなったため、私たちならではの世界観を演出するために意見を出し合えた。
#11
キッチンスペースにて、以前のマージで出てきた課題点改善や新たなアイデア試しなど、更なる試行錯誤を重ねた。具体的には、①効率良いオペレーションのために作成の仕方見直し ②ミルク(ミルクパウダーをとかしたもの)をハンドフォーマーでふわふわにできるかが中心。
①に関しては、これまで一杯ずつ2種類のパウダーや白味噌、お湯の量もいちいち重さを測っていたけど、事前に混ぜたものを用意し、計量スプーンを使ってすくって簡単に、すぐ作れるように調整!その中で、ココア・ミルク・白味噌の比率を今一度検討し、何パターンか作って、さらに白味噌によるコクを感じられるようにして最終決定した。
②に関しては、一度試したけど全然良い感じに泡立たず。でも、室内での出店なら普通にホットミルク使えるやん!となって普通の牛乳で試してみようか?となったけど、ミルクを沢山泡立てたら、ポイントの白味噌のコクが薄まってしまうのでは?となって結局これまで通りにすることに。逆に若干ミルクは少なめにして、ココアと白味噌のハーモニー・白味噌ならではのコクをストレートで感じられるようにした!
また、マシュマロはミニサイズのものを沢山入れることで、飲みやすさと食感アップし、トッポをマドラーがわりにすることで「食べれるマドラー」にするというトッピングも決定。このトッピングにより、混ぜながら飲むうちにマシュマロのとろみが加わり、食感の変化も楽しめるドリンクになった。
#12
クリスマスパーティ前最後のプレゼミ授業。ギリギリまで話し合って試行錯誤したり、屋台デザインに使うメニュー表やポスター作りに取り組んだ。そして、付け合わせのお菓子としてのアーモンドクリームチーズクラッカーの試しも。ココアに相性のいい付け合わせってなんだろう?と話し合い、アーモンドはチョコとの相性がいいし、形もどこかカカオ豆感があるよね!となり決定!
そして、黒猫堂さんが作ってくださった可愛いロゴハンコが届いた。手作りとは思えない繊細さで、カップに押したら可愛いだろうなとモチベーションアップ!
#13
プレゼミ活動の一環として準備を進めてきたドリンクポップアップのクリスマスパーティー当日。
飲む前は、「白味噌とココア?」「合うの?気になるなあ」とが多く、正直なところ半信半疑な感じで飲んでくれた人も。ただ、このちょっとした“違和感”や“意外性”があったからこそ、実際に飲んでみようという興味やきっかけつながったのではないかと感じた。
味づくりでは、ココアの甘さ・白味噌の塩味・黒糖のこってり感・ミルクパウダーのミルキーさのバランスを何度も味見しながら調整した(班内では、この配合を「魔法の粉」と呼んでいました)。だからこそ、みんなに飲んでもらった時「コクがめっちゃある」「程よい塩味で甘ったるすぎなくていい」というポジティブな感想をもらえたときは、とても嬉しかった。
また、「白味噌ココア」というネーミングのユニークさが会話のきっかけになったのも印象的だった。「なんでこれ思いついたの?」と聞かれたり、飲みながら感想を伝えてくれたりと、ドリンクを介して自然なコミュニケーションが生まれていた。飲み物を提供するだけでなく、ちょっとした交流の場をつくれていたと思う。
先週ギリギリに急遽変更したトッピングのミニマシュマロと、マドラー代わりのトッポ添えも結果的に良かったと思う!飲み進めるうちに味や食感が変化する仕掛けになった。マシュマロがじわじわ溶けて、とろみと甘さが加わり、飲み進めるうちに味や食感が少し変わる仕掛けになって、「後半の味も楽しい」「変化を楽しめるね」という感想をもらえたのは嬉しかった。
オペレーション面でも、最初は3種類のパウダーを別々に作り、一杯ずつ調合していたため、効率が非常に悪かった。しかし、事前にすべて配合し、スクープですくう方式に変えたことで、提供スピードが大きく改善された。クオリティだけでなく、現場での動きやすさまで含めて考えることの大切さを学んで実践できた!
紙コップには、黒猫堂さんのハンコに加え、一つひとつに、メンバー全員で手書きの一言やイラストを添えた。すべて違うメッセージとイラストの組み合わせにしたことで、どれ一つとして同じカップはない。そこに対して「かわいいイラスト」「手書きなのがいいね」と声をかけてもらったりもして、この工夫がドリンクを飲む前後の体験まで含めたデザインのひとつなのかなと振り返る。
自分たちで用意したショップカード風のものや、ドリンクの中身を説明するポスターについても褒めてもらえた。白味噌ココアの持つ温かさやほっこりした印象、ロゴに込めた意味を視覚的にも伝えられたことで、単に飲み物を買うだけでなく、空間そのものを楽しんでもらえたと感じている!
#14
これまでの活動全体を通して学んだこと、感じたこと、印象に残ったことetc,,,を、振り返り対談。ドリンク決定からクリスマスパーティまで、いろんな試行錯誤や予定変更があったけれど、こうして振り返ってみるとそのプロセス全体が意味や価値を「デザイン」するということだったんだなと、私たちがやってきたことの意味と学びをみんなで共有、再確認できた。
この活動全体を通して、「価値をつくる」というのは、まったく新しいアイデアを思いつくことだけではないと実感した。むしろ、すでにある素材や条件、制約の中で、自分たちなりに意味や価値を見出し、それをどう表現するかを考えることこそが「価値をつくる」「デザインする」ということ!
実際、今回の企画では、日東電工さんでの出店ができなくなり、急な方向転換になった。最初は正直、準備してきたものが無駄になってしまうのではないかという不安もあったけど、その変更があったからこそ、限られた時間や環境の中で何ができるのかをもっと真剣に考えるようになって、ドリンクの味づくりや提供方法、空間づくりに工夫を重ねることができた。
「制約があるからこそ創造性が生まれる」という言葉があるけど、今回の経験はまさにそれを体感するものだった。材料や時間の制限、急な計画変更などの中で、「どうすればこのドリンクがより魅力的な体験になるか」を考えた結果、味のバランス調整やトッピングの工夫、手書きメッセージによる体験設計へと発想が広がっていった。
この経験を通して、創造とはゼロから何かを生み出す特別な才能というより、状況を受け止めてその中で意味づけを行い直す力なのだと考えるようになった。思い通りにいかない状況に直面したときこそ、価値を生み出すチャンスがあり、そこに向き合う姿勢そのものがデザイン経営の本質だったのだという気づきを、メンバーで共有。