drink menu
ホットココア
丁寧にココア豆から作り上げた、香り高く奥深い味わいの本格ホットココア。やさしい甘さが広がり、心も体もほっと温まる、濃厚なコクを楽しめる大人の一杯。
Other menu
えらべる雪だるまマシュマロ
マシュマロをふたつ並べて焼き上げ、表情ひとつひとつをチョコペンで描いた雪だるまデコレーション。すべて違う顔立ちだから、どの子にするか選ぶ時間も楽しい、ココアに浮かべる小さなご褒美。
stand gallery
間接照明のやさしい光で、ココアの温かさやほっこりした雰囲気を表現しました。テーブルクロスや看板も世界観に合わせて手作りし、思わず立ち寄りたくなる屋台づくりを目指しました。
Team member
ゆり/さくら/こう/ありさ
making process
私たちは授業のかなり初期の段階から、「カカオ豆からココアを作ってみたい」という思いを持っていました。調べれば調べるほど、工程の多さや難しさに不安を感じ、何度も代替案を考えましたが、それでもやはり“豆から作るココア”への憧れは消えませんでした。試行錯誤の末、ある程度砕かれた状態の「カカオニブ」を見つけ、これなら挑戦できるかもしれない、と一歩踏み出すことができました。
制作当日はまずはカカオニブをローストし、香りを引き立てながら、すり潰しやすい状態にすることから始めました。加熱することで部屋中に広がるカカオの香りに、これから始まる作業への期待が高まりました。
ローストしたカカオニブは、すり鉢ですり潰していきます。ここからが想像以上に大変な工程でした。粉状になるまでひたすら手を動かし続ける作業はかなりの力仕事で、カカオ豆から作る大変さを身をもって実感しました。ある程度細かくなったところで、大さじ一杯ほどの牛乳を加え、しっとりねっとりとしたペースト状にします。このペーストを温めた牛乳に加え、さらに砂糖と純ココアを入れていくことで、少しずつ「ココア」に近づいていきました。
しかし、カカオニブを完全な粉状にすることは難しく、試飲してみるとザラザラとした粒が残り、まろやかさに欠ける仕上がりになってしまいました。そこで急遽、網でこして粒を取り除く方法に変更しました。このひと工夫によって口当たりが格段に良くなり、より美味しいココアに仕上げることができました。
また、レシピ通りではなく、牛乳と砂糖の量も大幅に調整しました。牛乳は400mlから650mlへ、砂糖は大さじ2から6へ変更し、一口ずつ味を確認しながら少しずつ足していきました。最初は砂糖が足りず、濃厚すぎて苦い、生チョコをそのまま飲んでいるような味わいでした。それも魅力的ではありましたが、やはり「飲みやすさ」を大切にしたいと考え、そこからバランスを探っていきました。その過程で、普段飲んでいるココアにはこんなにも砂糖が使われているのだと、改めて気づかされる場面もありました。
こうして完成した私たちのココアは、苦味を抑えつつも、カカオ本来の濃厚さをしっかりと残した、甘い生チョコのような味わいに仕上がりました。試作の段階ではショットサイズの小さなカップでの提供だったため、この濃厚さがちょうどよく感じられましたが、本番では大きなカップでの提供になるため、より飲みやすくする工夫が必要だと感じました。
プレ出店では、マシュマロを焼いて雪だるま型にし、チョコペンで表情を描いたトッピングを用意しました。表情を一つひとつ変えることで、選ぶ楽しさを感じてもらえるように工夫しました。みんなが楽しそうに雪だるまを選び、喜んでくれる様子を見ることができ、こだわって良かったと心から思いました。
クリスマスパーティーでは、前回の反省を活かし、ココアの濃さやトッピング方法を見直しました。大きな紙コップでも重たくなりすぎないよう牛乳を足し、すっきりと飲める仕上がりに変更しました。また、トッピングはマシュマロ一択ではなく、4種類を用意し、アラザンやチョコチップなど好きなものを好きなだけ選んでもらうスタイルにしました。これにより、同じココアでも人それぞれ違った楽しみ方が生まれ、チョコチップが溶けて濃厚になることや、マシュマロが溶けてクリーミーになることなど、新たな発見もありました。
私たちの店名「cocoa hug」には、ココアを通してほっとできる時間を届けたいという思いを込めています。豆から作るという挑戦、試行錯誤を重ねた味づくり、そして選ぶ楽しさを大切にしたトッピング。そのすべてが、誰かの心をそっと包む一杯につながっていれば嬉しいです。