2017年5月のプラレールひろばinルミエール府中向けに制作した作品です。府中といえば京王電鉄ですが、私でも作れそうな京王の車両を探した結果、この車両になりました。御陵線向けの貴賓車で皇族利用はほとんどなかったそうですが、飾り窓と緑色の車体が美しい電車です。
キハ285系の製作の際に試作で作った自作動力台車が余っていたので、それを転用しています。もともと試作で作った動力なので走行性能が低くほとんど走行実績がありません。
この後、旧型国電()を作る計画があったので、その練習も兼ねて車体を設計しています。窓配置を考えた結果、結構大柄な車体になってしまいました。
パンタグラフもこだわってプラ板から作成しています。また、路面電車の名残ともいえる網状の排障器は、強度を考えて真鍮の棒と網をはんだ付けして作成しています。
旧型国電の練習として車体を作成しました。窓のサッシが細い部分が多く、切り抜くのが大変でした。
試作動力車です。自動クラッチを採用した最初期の台車です。基本構造は今とそれほど変わりませんが、精度は低いものでした。
車体が組みあがった状態です。思い付きで、短期間で作ったものの、思ったよりきれいに仕上げることが出来ました。
目標だった2017年5月のプラレールひろばinルミエール府中に間に合わせることが出来ました。まつさんの銀座線との記念写真です。
走行実績はほぼ皆無です。これ以降運転会にも持っていっていません。
起工:2017年4月頃
竣工:2017年5月
現状:静態保存(2023年12月現在)