2017年の夏にイギリス旅行に行きました。当時は東海岸本線でもHSTが主力としてたくさん走っており、ディーゼルによる200km/h運転や、手動で開ける外開きドアなどを堪能しました。そして、この思い出を形にしたいと思い、プラレールで作ることにしました。
HST Virgin Trains East Coast仕様 2017年9月
Class 43(機関車) - Mark3客車(スタンダード) ×6 - Mark3客車(ビュッフェ) - Mark3客車(ファースト) ×2 - Class 43(機関車)
機関車で客車を挟むプッシュプル方式の列車です。トータルで11両編成になり、私の作品では今のところ一番長いです。このときはこの11両を1か月弱で作っていたので、だいぶ頭がおかしいと思います(笑)。
HSTの動力車です。走行性能を確保するため、動力は新メカをそのまま使用しています。車体はプラ板からフルスクラッチです。完成後に2回ほど脱線で机から落下していますが、車体自体は無傷なので、強度は十分かと思います。
ボタン電池とLEDで前照灯も点灯させています。右内側のライトはあえて消灯するのが英国流らしいです。
客車は数が多いので、妻面とドア部分はレジン複製しています。構造がよかったのか、製造から6年ほど経過してもほとんど劣化していません。
曲線が多い塗装ですが、マスキングシートの裏面に曲線を印刷してはさみで切って貼り付けることで効率的にマスキングすることが出来ました。
機関車の先頭部分を作っていきます。先にライト部分を製作しました。LEDは中央の1つのみで透明プラ棒で導光しています。
客車も作っていきます。9両もあるので大変です。屋根上のビードも1本1本手作業で貼り付けていきました。
骨組みに前面部分を貼り付けていきます。流線形ではありますが、比較的単純な形なので作りやすかったです。
細かなモールドも作成していきます。黒煙を吹き出すHSTの排気口です。
ほぼほぼ前面の造形が終わった状態です。この後、表面処理をして、細かなモールドを追加していきます。
マスキングをはがした直後です。はがすまでイメージ通りになるか不安でしたが、いい感じになりました。
2017年11月の大学の学祭でお披露目でした。
いままで持ってなかった長編成で運転会ではとても目立ちます。
起工:2017年10月頃
竣工:2017年11月
現状:運用中(2023年12月現在)