伊豆へ向かう豪華観光特急のサフィール踊り子号です。プラレールでも製品化されましたが、少々修正のうえ、フル編成にしました。
私の作品としてはめずらしく現在進行形で活躍する列車ですので、運転会での子供たちからの人気も高く、製品の動力を使っていることから安定して走行できるので、運転会でよく走らせています。
先頭車と後尾車は製品からの改造です。非常に出来の良い製品ではありますが、以下の修正を加えました。
運転台助手席側の窓の形状変更
運転台上部の窓の形状変更
客室窓の数を削減し、ロゴを入れるスペースを確保(後尾車)
扉の引き戸化
床下機器の左右入換
前照灯と尾灯の点灯化
製品では4号車の食堂車が中間車になっていますが、車体が短いのと、窓の高さが正しくないので、中間車は全車自作することにしました。
製品と連結しても違和感のないクォリティを目指しました。パンタグラフや個室の形状を再現するには製品の中間車サイズでは短すぎたので、でんしゃ台車サイズまで拡大しています。
ロゴマークはインレタを発注して貼り付けました。
中間車の側面です。いつも通りのプラ板フルスクラッチですが、天窓があるので、どのように作るか悩みました。
天窓を避けるように骨組みを入れていき、組み立てます。
屋根を貼り付けて、天窓を成形しています。
後尾車の窓割を変更していきます。
先頭部分も窓形状を変更し、ライト用の穴をあけました。
窓下の細かな黒い帯のマスキングです。細い線を並行に貼るのは難しいので、カッティングマシンで切り出したマスキングシートを使いました。
プラレールひろばinサフィール踊り子です。6人用グリーン個室ならプラレールのレイアウトを作ることも可能です。
2022年6月の北本運転会にて。伊豆急並びです。
2023年8月のプラレールひろばinちゅうおうにて。子供たちに人気でよく登板します。
2023年10月の鉄道模型ひろばinルミエール府中にて。自作の駅に進入する様子。
起工:2020年3月頃
竣工:2021年3月
現状:運用中(2023年12月現在)