プラレールの線路を高架に上げるための手段としてミニ橋脚が発売されていますが、単線用のみで複線はありません。これまで運転会で何度も複線ミニ橋脚が欲しい場面に遭遇してきたので、3Dプリンタで作ることにしました。
3DCADで設計しました。ブロック橋脚1段分まで上げるためには、3段階の高さのミニ橋脚が必要です。ただし、積み重ねる分をすべて自作するとなると、それなりの数が必要になってしまいます。そこで、最上段のみを複線タイプとし、下の段は製品のミニ橋脚で重ねる方式としました。
最上段にしか使わず、この上には橋脚を重ねないという割り切りのもと、上面にはレールに合わせた傾きを付けています。
実際に出力して使ってみた状態です。このように通常のミニ橋脚に重ねて使います。
幅は複線ブロック橋脚よりも短くなっており、複々線にしても干渉しないようになっています。
起工:2022年7月頃
竣工:2022年7月
現状:供用中(2023年12月現在)