2025年10月19日『ペルシャな週末』の中で行われた「ルバイヤート句会」。
こちらはオマル・ハイヤームの四行詩(ルバーイー)から受けたインスピレーションを元に、参加者の皆様に詠んでもらったルバイヤート(四行詩詩集)です。
ご参加下さった皆さま、ありがとうございました。
即興にもかかわらず、皆さま、スラスラと書かれていて、大変驚きました。
ぜひまたどこかのルバイヤート句会でお会いしましょう。
ای دوست بیا تا غمِ فردا نخوریم
وین یک دمِ عمر را غنیمت شمریم
فردا که ازین دیرِ کهن درگذریم
با هفتهزارسالگان سربهسریم
エイ ドゥースト ビヤー、 ター ガメ ファルダー ナホリーム
ヴィン イェク ダメ オムル ラー、 ガニーマト ショマリーム
ファルダー ケ アズィン デイレ コハン ダル ゴザリーム
バー ハフト・ヘザール サーレガーン サル・ベ・サリーム
小川亮作訳
さあ、一緒にあすの日の悲しみを忘れよう、
ただ一瞬(ひととき)のこの人生をとらえよう。
あしたこの古びた修道院を出て行ったら、
七千年前の旅人と道伴(みちづ)れになろう。
【میونさま】
دعا میکنم در شب تنها
کنارم بیا، دوست ستارهها
اگر به چشمم ببوسی
خواهم دید روشنی دنیا
私は祈る 一人の夜に
私に側に来て 星々の友よ
もし私の瞳に口づけてくれたら
私は世界の光を見るだろう
【شیرینさま】
امشب شراب را بخوریم
و بر صحبتیم یا صبح فردا
پیش شادی میآید و
مشکل بر داشتید
【金原さま】
おお友よ、天高く歌え
たとえ無情に崖が崩れたとしても
肩を組んで踊れ
私たちの歌を聞け
【Inshallahさま】
空のように晴れやかに
海のように深くあれ
森のように密やかに
川のようにたおやかに
【コウさま】
美しいものは不滅だが
我々の身は朽ち果てる
面白いものに爆発し
我々の身を焼き尽くし
【わささま】
友よ、案ずるな
どうせ明日には土の下なのだから
友よ、この時を楽しもう
このわずかな戦利品を
【シャクジイーさま】
あらゆる書物を捨てよ
スマホもSNSも手放してしまえ
服も髪もぶ厚い面の皮も投げ捨てた時
本当のお前がようやく息付き始める
【ساکیさま】
いまのときを楽しもう
明日なにが起こるか分からぬ世
親しき人たちとの大事なとき
この世の楽しき手みやげに
【なっしーさま】
さあさあ、飲もう!明日はどうするって?
んなこた、今考えんなよ。それよか、今、ここだよ、ここ!
だって、おれたち、いつ死んでもおかしくないんだぜ。
死ななかった人間なんていたかい?さあさあ、飲もう、飲もう!
【Ayako Aynarさま】
記憶は巡り時は流れる
そしてそれを手がかりに私は行く
たどりついた学びと音楽
これが今いる生きている証
【詠みびとしらずさま】
死者は眠っているようだ
しかしそれは眠りではない
目覚めるよろこびを知るものだけが
眠る喜びをしるのだから
【ネコタさま】
朝咲いて 夜には落ちてしまう花のように
私たちの人生は 短くてはかない
だからこのペルシャの週末の 色とりどりの美しい文化を
深く 味わおうではないか
【ハイヤーミームさま】
学生時代に知ったルバイヤート
その後も折に触れて思い出す
刹那主義には甘い魅力がある
理性との戦いの勝者はどちらに?
【うさぎさま】
春の嵐はどこにいってしまったのだろう
あれほど騒がしかったのに 今は全く消え去った
悲しみに連れられ 死者と共に行ってしまったのかもしれない
どうか平穏が訪れ また自由な風が吹きますように
【酒は百薬の長さま】
友よ、なあ 明日にゃ明日の風が吹くって
だから まあ 今を、この瞬間を楽しもうって
一つくしゃみをした頃にゃ
気づけはあっちの世界の仲間入りなんだって