選手育成
ゲームコンセプト
(1)【最初のアタッカーはGKであり、最初の守備者はアタッカーである】 ~全員が常にゲームに関わる~
本来の攻守の役割だけでなくオフェンスの選手も前からボールを奪いに行き、デフェンスの選手も攻撃に参加するサッカーを目指す。
GKのパスはゴールを目指すための最初のパスで、相手ボールのときは一番前線の選手から連動しボールを取り返し、ゴールを目指す。
(2)【ボールと共にプレーする】 ~ボールを支配してゲームを支配する~
ボールを持っているチームが攻撃ができ、持っていないチームは守備をしなければならない。得点ができるチームはボールを保持しているチームである。
常に自分たちがボールを保持しながら主導権を握り、ゲームを支配するサッカーを目指す。
(3)【観ている人がワクワク・ドキドキする試合を】
美しく勝利せよ! 美しく敗れる事を恥と思うな、無様に勝つことを恥と思え。フットボールの試合は、まず観客を楽しませなければならない。
ヨハン・クライフの言葉の1つ。
プレイヤーズコンセプト
(1)テクニック (自由自在にボールが持てる選手)
(2)インサイト (周りを観てプレーできる選手)
(3)キャラクター (特徴をもった選手)
(4)ファンタジー (意外性・創造性のある選手)
(5)スピリッツ (勝利のために頑張れる選手)
(6)インデペンデント (自分の意志で参加できる選手)
トレーニングコンセプト
練習では【ボール】【味方】【相手】があることを大切しています。このような状況では常に判断しながらプレーすることが求められます。ただ、単純に同じ動作を繰り返すのではなく、様々なシチュエーションが生まれてくる中で、その時に適したプレーを選択しながら、技術面はもちろん、戦術面、精神面も効率よく向上させることができると考えています。
選手たちに直接的なコーチングをするのではなく、質問形式でのコーチングを大切にしています。選手たちが自分たちで考え、答えを見つけることができるようにサポートしていきます。答えを見つけるまでに時間がかかったり、多くのエラーが生じるかと思います。ただ、育成年代では❝プレーしながら、自分で考え、学ぶ❞ことが最も大切なことの1つであると考えています。