学会長挨拶


拝 啓




皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

さて、令和4年5月22日(日)に、「第8回京都府作業療法学会」をハートピア京都にて開催する運びとなりました。

本学会は(一社)京都府作業療法士会が主催し毎年開催されているものであり、この度8回目を迎えることとなります。京都府下での連綿とした作業療法士の活躍の歴史に花を添えるべく、尽力いたす所存です。

作業療法士は、臨床・就労支援・教育・療育・地域支援等々…各現場で対象とする方は様々ながらも、クライエントが元気で健康であることをどんな形であっても実感しながら生きていけることを目指して支援しています。そのような丁寧で良質な実践の日々に光を当てていくことを、本学会でのテーマとして考えております。

学会のタイトルは『いきる と じりつ』とし、元気で健康であるという、一見すると形の無いようなものを、クライエントの発する言葉から学ばせていただく機会を、本学会の全てのセッションにおいて共通の仕組みとして設けていきたいと考えております。

学会を運営する立場からみれば、当日ご参加いただく方々もまたクライエントと言えます。そのような意味では、参加者のみなさまの発する言葉から一緒に学ばせていただく機会を作ることも大切に捉え、共に学びを深める場としたいと考えています。

当学会の開催につきまして趣旨をご理解いただき、ご協力とご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。




敬 具




令和3年12月1日


(一社)京都府作業療法士会

第8回京都府作業療法学会

学会長  渡邉 聡