お取り扱い品

お取り扱い商品

振袖

未婚女性の正装としての振袖は、20歳の成人のお祝着としても愛用されます。お嬢様に購入頂いたお振袖は、また次の世代のお嬢様にも着用頂ける愛情の証にもなります。当店では、ご予算やご希望に沿った振袖をご用意・ご提案いたします。ご購入後のアフターケアも万全。着用後のケアはすべて当店に任せて安心。

訪問着

近代において一番活躍するのが訪問着です。結婚式やお宮参り、入学・卒業式、お祝い事全般に着用頂けます。お若い方でも少し地味なお色を選んで購入することで年齢を重ねてからも十分に着用頂けます。また、帯締めや帯揚げを変えるだけでイメージチェンジがきます。ご予算・ご希望に応じてご提案いたします。

留袖

留袖には黒留袖と色留袖の２種類がございます。黒留袖は色留袖に比べ格式が高くなりますが、その一方で色留袖に比べてお洒落感が劣るため、色留袖のニーズが多くなっています。黒留袖には必ず５ッ紋を入れますが、色留袖は１ッ・３ッ・５ッ紋と用途や着用場面に応じて家紋の数は選ぶことができます。

小紋

小紋は江戸小紋に代表される型染めのものから、手描きのものまで幅広くございます。小紋の着物は正式な場所での着用には不向きのため、普段着～お出掛け用、練習着などに向いています。価格帯も幅広く用途やご予算に応じて洗える着物から木綿の着物、正絹のきものまでご希望に沿った商品をご提案いたします。

色無地

柄が一切入っていない無地の着物を色無地と呼びます。ただ、柄は入っていませんが地紋（生地を織っていく段階で凹凸を付けて柄を表現する方法）があるものが主流です。地紋があるため非常に上品でかつ、エレガントになり着用する場面も多くなります。家紋を入れない場合は少しラフになり、一つ紋を入れることで格式のある着物になります。

付下げ

付下の着物と、訪問着の違いをよく聞かれます、歴史を辿ると戦時中に政府が七・七禁令を発布、いわゆる贅沢禁止令です。これにより訪問着や振袖などは販売・製造ができなくなりました。そこで染元は訪問着の柄を合わせずにわざとズラすことで、訪問着ではない！と主張し、小紋とは違い肩山から柄が下方向を向いていることから付下と呼ばれるようになったようです。今では柄も合わせて仕立てますので見た目は訪問着と同じと言えます。

喪服

喪服に使用する反物の黒色は、黒一色に染めるため簡単だと思われがちですが、綺麗な深みのある真っ黒に染めるのは、とても難しく熟練の技術と経験が必要になります。下地となる植物染料で染め、そのあと何度も何度も繰り返し染めていくことで深みのある黒を出します。この染め回数の少ない反物は時間の経過とともに色褪せてきますので、喪服の生地は染めの品質が良いものを選ぶことをお薦めします。

各産地の紬

日本には全国各地に紬の産地があります。有名なところでは大島紬や黄八丈、琉球紬、牛首紬、結城紬、久米島紬、塩沢紬などがあります。今では技術を持った職人さんが減ってしまい、後継不足も重なり、値上がり傾向にありますが、その一方で機械織のお値打ち品もあり中間価格帯が少ないように思います。紬は着るほどに柔らかくなり着心地も良く冬は暖かく、夏は涼しい産地の特色を生かしたものが多いですね。

羽織・コート

羽織やコートは１枚はあると便利なものです。違いとしては羽織は室内でも着用したままで問題ありませんがコートは室内では脱ぐのがマナーになります。羽織には羽織紐が必要になりますがコートには共布で紐が縫い付けてあります。コートには撥水加工の生地を使った雨コートもあり雨の日に役立ちます。

袋帯

着物を着るために必要なアイテムの一つに帯があります。種類は袋帯、名古屋帯、半幅帯などがあり、袋帯は二重太鼓帯とも呼ばれお太鼓部分が二重になりますので主に正式な場面での着用に向いています。産地としては京都の西陣織が有名です。身に着けるものですから軽くてお洒落なものをご予算に応じて選ばれると良いのではないでしょうか。