雨の日の着物はとても不安になりますが、事前の準備をすることで安心してお出掛けができます。まずは、事前準備としてTPOに合わせてですが、洗える着物であれば濡れてしまうことも不安になりません。また大島紬なども水には強いため雨の日にチョイスできる着物です。しかし、それ以外の着物を着る必要がある場合では、大きめの傘、雨コートや大判のショール、草履カバーなどで、できる限り濡れない対策が必要になります。家から会場までの移動の導線も予習して、濡れない屋根のあるルートを通って会場まで向かうなどの工夫も大切ですね。また、撥水ガード加工の施してある着物をチョイスするのも良いですね。
少し荷物になりますが、雨の日には歯下駄を履いて移動し、会場では草履に履き替えるなども有効です。もちろん、場面によっては下駄のままでも問題はありません。ただ、どうしても足袋が濡れてしまうと室内へ上がった際に恥ずかしい思いをしてしまいますので、足袋の替えを持参するのも良いですね。
帰宅後は、早めに着物を脱いで風通しの良い場所に半日以上干してください。目視で汚れが分かる場合は、早めに丸洗い・しみ抜きに出されることをお薦めします。汚れがついてしまった場合もタオルや手拭いで拭き取ることはせずに、専門業者へ依頼しましょう。
太田屋では、全国のお客様からも着物の丸洗い・しみ抜きをお預かり・加工しております。ご用命はメール・LINEにてお気軽にご依頼・ご相談ください。
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