1. 学校のこと
・地域コーディネーターの配置
「地域の子どもは地域で育てる」が太田みほの政策の柱です。その中で「地域コーディネーターの配置」は最も重要な取り組みになります。それは・・・
恵庭市では全小中学校がコミュニティ・スクールを導入しています。コミュニティ・スクールとは「学校運営協議会」が設置された学校のことで、保護者や地域の人が委員となり、学校と地域が力を合わせて学校の運営に取り組む仕組みです。
コミュニティ・スクールで大切なのは
◆地域でどのような子どもたちを育てていきたいか
◆そのために何を実現していくのかを考えることです。そして、考えたことを実践するためには
■より多く、より幅広い層の地域の人と保護者が参加する「地域学校協働本部」と
■学校と家庭・地域の間に立ち、様々な意見などを取りまとめて連携を深める役割の「地域コーディネーター」が必要になります。
コミュニティ・スクールによって学校や地域が変わる例が、全国各地から届いています。学校は、地域の協力によって「教育に集中できる環境」を手に入れ、その結果、子どもたちの学びが充実していきます。さらに、学校を核としたつながりができることで安心・安全な地域がつくられていきます。
でも、コミュニティ・スクールを導入しただけでは何も変わりません。動かすための仕組みが重要です。私は、すべてのコミュニティ・スクールに地域コーディネーターを配置するよう働きかけ、地域全体で子どもの成長を支える社会を目指します。
・学習環境の整備
令和4年度に市内すべての小中学生に一人一台端末の整備が完了し、全小中学校に校内LANが設置されていますが、その活用は学校によって差があります。
授業でICTを活用し、子どもたちの資質と能力を伸ばすためには、教員のICTスキル向上が必要ですが、教職員の負担軽減も重要です。
そこで、子どもたちの興味関心が学校の授業以外にも広がるように、児童生徒や地域住民が一緒にプログラミング等の ICTを楽しく学べる地域の場づくりを行政に働きかけていきます。
また市内には、校舎や体育館の設備等がひどく老朽化していても整備されず、危険な状態が何年も続いている学校があります。子どもたちが日々学んでいる学校が危険なまま放置されることはあってはならないし、地域や学校によって学習環境に違いがあることも問題です。
すべての子どもたちが平等な教育を受けるためには学習環境の整備はもちろんのこと、いじめや不登校などの相談体制強化も必要です。教育予算の増額を要望します。