私は今年度「公益社団法人日本オストミー協会福井県支部」の支部長を命しました敦賀市在住の宮元武壽（みやもと　たけひさ）と申します 

私は2019年12月に大腸がん（S字結腸癌）の手術を受け、その1年後の2021年1月に尿道癌の手術を受けて「人工膀胱」を付ける身となりました。当時は新型コロナが猛威を振るっており、たまたま福井大学病院から敦賀病院の泌尿器科へ出向してこられた先生が手術を担当され、前立腺摘出・膀胱摘出・腎臓からお腹のそとへ小腸のパイプの接続と13時間の大手術を受けました。　まさか自分が袋（ストーマ）を下げてこれから人生を歩むなんて考えてもいなかったのでもう人生終わりだと思いしばらくはショックから立ち直れませんでした。しかし折角頂いた命だから世のため人のために何かやろうと気を取り直し、積極的に社会参加を心がけました。　　

その頃「公益社団法人日本オストミー協会福井県支部」にも入会させて頂きました。周りの友人の皆さんは私のことを手術の前より元気になったと言っています。どんな逆境も前向きに、プラス発想で乗り越えてゆくことが出来るのと言う事を実感しました。

　終わりに公益社団法人日本オストミー協会福井県支部は福井県内のオストメイト（人工肛門・人工膀胱増設者）の皆さんの快適生活を送るためのお手伝いをモットーに福井県の補助事業「オストメイトの皆さんの社会適応訓練事業」を中心に講演会・講習会・相談会・交流会・サークル活動等精力的に進めてゆきますのでご支援宜しくお願い致します。