有機固体若手の会 2018秋の学校

有機固体若手の会 2019冬の学校(2019 12/5, 6開催)のHPはこちらです。

10月31日: 参加登録確認メールを送信いたしました

登録したのに確認メールを受け取っていない方がいらっしゃいましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご連絡下さい。

更新情報

  • 9月28日 ホームページ公開
  • 10月29日 参加申し込み締め切りを11/9(金)まで延長しました

(ただし旅費・参加費をご希望の方は11/4(日)までにお申し込みください)

  • 11月26日 概要集を公開しました(「プログラム」より)

趣旨

「有機固体」という言葉には、炭素を含んでいる、金属を含まない、など、分野によって様々な捉え方があると思います。日本は伝統的に物理分野と化学分野の協同により、分子性物質の電子物性研究が盛んに行われてきましたが、近年は研究分野の細分化が進み、分野間の若手研究者同士の交流も減って、意思疎通や新たなアイデアの創出が難しくなってきているように感じます。分子エレクトロニクスの重要性が増している昨今、このままで良いわけがありません。また最近では、プロトンやヒドリドといった、水素が重要な役割を担う電子物性も見つかってきており、本格的な展開が期待されています。

有機固体若手の会では、「有機固体」を分子性固体と広く捉えて、関連した研究を行う学生や若手研究者を対象に若手の学校を開催してきました。今回の2018秋の学校では、実験物理・実験化学・理論の各分野の第一線で活躍されている先生方の講演を通して、各分野の基礎と最先端を学ぶのに加え、水素が関わる最新の電子物性についても学びます。これらを通して、本学校がこれまで以上に物理と化学の間の相互理解・活発な意見交換の場となることを目指しております。ぜひ多くの学生・若手研究者の皆様にご参加いただき、ご自身の研究に役立てていただければ幸いです。

有機固体若手の会について

有機固体若手の会は、特定の上部組織を持たない、分子性物質の物性科学に興味を持つ若手研究者からなるグループです。世話人の所属学会も、日本物理学会・応用物理学会・日本化学会・分子科学会・錯体化学会、高分子学会など多岐にわたります。若手の学校は古くから行われておりましたが、休止期間をはさんで、2018年度は再開後3回目の開催となります。

有機固体若手の会 2018秋の学校 世話人

井口 弘章 (東北大学)

角屋 智史 (兵庫県立大学)

杉浦 栞理 (物質・材料研究機構)

須田 理行 (分子科学研究所)

須波 圭史 (東京大学)

平田 倫啓 (東北大学)

藤田 貴敏 (分子科学研究所)

松浦 弘泰 (東京大学)

渡部 洋 (早稲田大学)