大阪府生まれ。慶應義塾大学文学部美学美術史学専攻にて音楽美学を学び、同大学を卒業後、東京音楽大学音楽学部作曲指揮専攻(指揮)に入学する。 これまでに、指揮を広上淳一、田代俊文、増井信貴、時任康文、三河正典、船橋洋介、ピアノを森早苗、川端千絵、ヴァイオリンを舘市正克、尺八を柿堺香、音楽理論を植田彰の各氏に師事。 また、東京音楽大学在学中に、ボリス・ベルキン氏、故汐澤安彦氏のマスタークラスを受講した。 東京音楽大学内外で広上淳一氏のアシスタントを務め、2022年夏に開催された「グランシップ音楽の広場」では、急病のために降板した氏の代役に指名され、野平一郎氏の新作《祝祭の打〜煇け五大陸〜》(和太鼓:林英哲氏、英哲風雲の会)の世界初演を含む公演を成功に導いた。 首都圏をはじめとする各地のオーケストラや合唱の指揮・指導をおこなうかたわら、テレビドラマ『相棒』への音楽制作協力・指揮者役としての出演や、グリーグ《劇音楽『ペール・ギュント』》の語りをおこなうなど、活動の幅を広げている。 現在、東京音楽大学指揮研究員。