今回は、『水焼香』についてご紹介したいと思います。
兵庫県の神戸市周辺では水焼香と呼ばれるお焼香の作法があります。
一般的なお焼香は、抹香(まっこう)を焚いて故人を送り出すので斎場、火葬場には焼香台が置いてありますが、神戸市の斎場には焼香台の代わりに、樒(しきみ)と水が用意されています。
樒は香木なので、水に浸すことにより水を香水に変えることができます。そのお水を棺に3回振りかけて香りを供えることで一般的なお焼香と同じ意味を持つとされています。
樒の枝葉、特に葉の部分を水に浸してから、棺の上で濡れた枝葉を振ることで香水をふりかけるというやり方が一般的です。
ふりかける回数は基本は3回で、3回行う理由は一般的な焼香と同じで1回ごとにそれぞれ意味があります。
焼香前に係員などから焼香の回数の指示があった時にはそれに従うようにしましょう。
株式会社おお井では地域の方に有意義な情報を発信します。
仏事・法要・葬儀それらに関する分からないことがございましたら、お気軽に相談ください。
お葬式の事前相談も随時開催しております。