ハッカソンは短期間のプロジェクト遂行のリアル体験です。短い期間ではありますが、現実のプロジェクト運営で必要なすべてのプロセスに関わることができます。特にリーダーは、アイデアのコンセプトから人員、体制の構築、具体的な作業指示まで、すべてのことに関して責任を全うすることが求められます。
実にたくさんの能力が必要であることがわかります。(その一方、それを学ぶ機会はとても限られています。)
実際に必要となる能力を見に付ける
自分のやりたいことの最終形態のイメージを作る力。ハッカソンでは例えば、プレゼン内容の最初から最後までをなんとなく導くことや、演出の方向性などを打ち出す力。
自分が解こうとしている表層的な課題の背景にある事情や原因を探り、効率的な解決策に向けて活動できるようにする力。
自分のやりたいことを伝える力。より多くの人に伝える、より適切な人に伝える、より的確に伝えるという複数の観点がある。
自分のやりたいことや、やったときに起きることについて、具体例や具体策を示して、自分や仲間が実際に考え始めたり、手を動かすことができるようにする力。
最初の一歩を実行する力。次の一歩も一歩目になる。一歩目に何をするかを考え、伝え、その一歩を歩む行動力。
自分以外の人に声をかけ、自分の活動に巻き込む力。
相手が言っていることを理解し、自分にとってどういう関わりがあるかについて納得できるところまで突き詰めて考える力。相手の
仲間や仲間候補の言っていること(希望、条件、待遇を含む)を受け入れ、それを自分のプロジェクトの目標に含めて推進する力。自分との調整のほか、他メンバとの調整も含める。
仲間にやってほしいことを、やりたいと思う魅力的な作業内容として仲間に提案する能力。
その場にある課題やリソースを分類し、自分と仲間に理解させる力。
現時点での状況を総括し、何某かの言葉で表す力。
小さなゴールを階段状に設定し、大きなゴールまでの道を作る力。仲間やサポーターが進捗を体感できたり、リズムを感じることができる。
やり続ける力。やり続けるためのノウハウをたくさん持っていることも力の一部。
小さなゴールを階段状に設定し、大きなゴールまでの道を作る力。仲間やサポーターが進捗を体感できたり、リズムを感じることができる。
チームにリーダーは1人、あるいは少数です。他の多くの人はリーダーと共に目的を実現するチームメンバーになります。チームメンバーとして活動する方が、高度であるという方も多くいます。