おもて舞台で遊ぼう
変幻自在な野外実験
変幻自在な野外実験
『OMOTEDE(おもてで)』はだれかのものではないけれど、だれのものでもある“街の公園”という公共空間を舞台にした実験型企画です。
偶然からさまざまな作品たちを生み出した幼少期のように芸術・音楽・演劇・身体表現などの活動を行う表出者たちが、公共空間に変幻自在で多様な活動の場をつくり、公園をおもて舞台として彩ります。
※表出者:領域や分野を問わず、ご自身で制作・創造・表現活動を行っている人
表出とは
〘名〙 内部にあるものを外に現わし出すこと。特に、精神内部のものを外部に現わすこと。また、その現われたもの。身振り、表情、言語などを含む。
※古文真宝桂林抄(1485頃)乾「日本の字さしのに竹をきってけずりて、不明の処を表出するぞ」
※野分(1907)〈夏目漱石〉六「あれは私の云ひたい事を五六段高くして、表出(ヘウシュツ)した様なもので」
(精選版 日本国語大辞典)
ふらっと訪れる人や、天気、環境などの偶然性をも要素と見立て、公園内での展示や即興劇、弾き語りライブなどを行います。
日程:4月12,13日(土日) 2日間
時間:11:00-18:00
詳細:
公園内での野外展示
ワークショップや演劇、弾き語りなどの体験型コンテンツ
公共空間にこたつ(円卓)を出したり、ワークショップを行っています。垣根を越えて、おもてであれこれ色んなことを話す/共有する場を提供しています。
日程:2-3ヶ月に1回(都度調整)
時間:1-2時間(都度調整)
詳細:
こたつを持ち込み、野外に設置
サイアノタイプやインプロなどの野外ワークショップ
領域を横断して、交流の場を持つ
次のOMOTEDEに向け、企画を考える
参加者・来場者の声
これまで、生のライブを、親や祖父母、甥っ子などの家族に見せることができていなかったが、「公園」だったので呼びやすく、初めて家族が気軽に見に来てくれた
楽器を鳴らしていたら、こどもたちが踊り出して、主役があらわれた
雨でびじょびじょになっちゃって、思ったように仕上がらなかったけど、まさに野外展示ならではの面白さや偶発的な部分を知れたので、来年は環境も視野に入れて作品を設置したい
日本の公園じゃないみたい、でも公園の原風景があると感じた
外国人の方が、「これ売ってるの?」と話しかけてくれた
芸術とひとくくりに言っても、演奏、ダンス、パフォーマンス、絵画、彫刻など、普段では出会えなかった分野を楽しむことができた
室外だからこそのフットワークの軽さが良かった