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10月の大宮夜間集談会は17日午後6時半からシーノ大宮学習室2で開催します!
今月はゲストに調布・世田谷集談会の酒井裕之さんがお出でくださいます。
JUPTERも主宰されている酒井さんが発見誌2023年2月号に書かれた「治るとは」はとても参考になりますよ!
ようやく秋の気配が近づいてきました!皆さん、長期にわたる猛暑対応お疲れさまでした~!
この季節、ゆっくり味わわせてほしいものですね!一足早い黒部の秋をお楽しみください~♫
7年の歳月と延べ一千万人の作業員、そして171名の尊い犠牲の上に完成した通称「クロヨン」ダム。やはり圧倒的な存在感があります
山頂では葉の色が少しずつ鮮やかに染まりはじめています
ダムの上から望む空と山と水のコントラスト。ため息が出ます
ダム上流からは穏やかな顔を見せてくれます
大宮夜間集談会のホームページをご覧いただきありがとうございます。このコーナーでは会の中心メンバーが各々どのような悩みを抱え、森田療法、あるいは発見会にたどり着いたのか、その時の葛藤、迷い、そしてどうして森田療法に光を見出したのかを各自、自己紹介を兼ねつつお伝えする形になっています。
僕(代表幹事・上田)を含めた30代後半〜70代からなる七人のメンバーのエピソードがズバリ今ご覧の皆さんに完全に当てはまるということはないかもしれません。
しかし、必然、偶然であれ、森田療法の入り口の一つであろうこのホームページに目を向けていただいた時点で何かしらの縁はすでにできていると思います。
お時間をいただけるなら、どうか一人でも多くのエピソードを読んでいただけると幸いです。
大宮夜間集談会や近隣集(懇)談会の開催予定
大宮夜間集談会ってどんな会?
毎月第三金曜の夜6時半から8時半まで、神経質という同じ性格傾向を持つ仲間たちが集い語りあう中で、これまで自覚できなかった自分自身を再発見したり、苦しみを解決するヒントや向かうべき道しるべを得ることを目的に開催しています(※)。大宮はターミナル駅で仕事帰りの方にとっても参加に便利、話し足りない方は会の終了後、雰囲気を変えグラス片手にさらなる交流で自分探しへの旅も!集談会の参加費は会員200円、一般の方も500円でお試し参加できます。
(※)大宮夜間集談会は浦和集談会からの根分けという形で1992年4月に発足しました。当初はJACK大宮を会場としていたことから「JACK大宮夜間集談会」という名称でしたが、シーノ大宮に会場を移してから「大宮夜間集談会」と名称変更しました。
集談会って何?
集談会は、NPO法人「生活の発見会」による公認の自助グループです。全国100箇所以上で毎月集談会が開催されており、社会不安等の神経症で悩んでいる方々や経験者を中心に、森田療法理論を学んだり体験交流を通した相互啓発型の話し合いを行っています。集談会は医療の場ではなく、セルフヘルプグループとして誰でもが安心して不安や悩みを分かち合える場です。集談会のほかにテーマ別の懇談会や同好会などもあります。
生活の発見会ってどんな会?
生活の発見会は、日本で生まれた神経症の治療法である森田療法の理論を学びながら神経症の回復を目指す自助グループです。
創始者である森田正馬博士の指導により神経症を克服した水谷啓二が神経質者のための例会を開くため、共同通信社での激務のかたわら1956年に自宅にて「啓心会」を創設したのがそのルーツになります。
1970年に水谷啓二没後、同年に長谷川洋三、斎藤光人が中心となり相互学習型の団体として「生活の発見会」はスタートしました。
1998年に保健文化賞(第一生命主催、厚生労働省、NHK厚生文化事業団後援)を受賞し、2005年6月には東京都から特定非営利活動法人(NPO法人)としての認証を受けています。
森田療法理論って何?
森田療法は森田正馬博士(1874〜1938年)によって創始された精神療法で、主に後進の方々が中心となって神経質症の成り立ちから回復までの要点をまとめたものを一般的に森田療法理論と呼んでいます。
この理論を学び自らの経験と重ね合わせることによって、神経質症にとらわれてしまった心のからくりに気づき、乗り越えていく力を得ることができるようになります。
「あるがまま」「事実唯真」「純な心」「向上発展欲」「不安常住」「精神交互作用」「物事本位」「心身同一論」などの言葉をヒントに、ありのままの(今ある)自分を見つめ、生きづらくなってしまっている自分のものの見方や考え方を軌道修正していくことができることと思います。
この理論は、単に神経質症からの回復のためだけでなく、神経症から立ち直った後の私たちの生きる指針としてもとても大きな存在です。