【重要】コロナ禍に伴う病院見学実習の受入れ状況について


研修医ブログ更新情報

1.沖縄協同病院ってどんな病院?

沖縄県那覇市の南に位置する280床の総合病院です。年間で約4900台の救急車の搬入を受け入れており、那覇市内で一番多く救急車搬入を受け入れています。地域に根差した医療と無差別・平等の医療の提供を大切にしています。
法人としては、沖縄医療生活協同組合(略:沖縄医療生協)に属する病院です。また、沖縄県民主医療機関連合会(略:沖縄民医連)と全日本民主医療機関連合会(略:全日本民医連)に事業所加盟しております。
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2.「沖縄医療生協」ってなに?

医療生協とは、生協法という法律に基づいて定めている法人形態で、「組合員」と呼ばれる出資者から出資金を募り、運営している法人です。出資金は一口1000円から募っており、沖縄県内在住の方であればだれでも「組合員」になれます。
医療生協は、「出資者である組合員=地域住民」のニーズに沿った医療・介護・福祉の提供をおこなうことを前提に、各事業運営や医療活動を展開しています。「組合員」という仕組みのおかげで、誰もが「わったー病院(自分の病院)」の運営や医療・介護・福祉や健康維持・増進のための活動の構想に参画することができます。これらにより、その地域で暮らす住民の医療や健康維持・増進のためのニーズを汲み取り、地域に合ったサービスや地域ぐるみの活動を展開することができています。
➤ 沖縄医療生協について詳しく知りたい方はこちら

3.どんな初期臨床研修なの?

「スーパーローテート方式」による研修を行っています。選択では、院内選択を3つ、院外選択を2つ(県内1回、県外2回)回ることができます。最初の1ヶ月間は「導入期」として研修を行い、2年目の先輩研修医や上級医からカルテ記載方法や検査オーダーの出し方などをやさしく教えてもらいます。当院名物の「豚の3枚肉を使った縫合実習」もこの時期に行われます。その他、曜日毎に研修医向けのレクチャーも実施され、研修医として実臨床の場以外で知識や技術を深める機会も豊富です。
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4.どんな人に向いているの?

①患者の生活背景を大切にするために、病院の中から外に目を向けられる医師になりたい!基本的な知識・技術を身に付けることはもちろんですが、「沖縄協同病院医師研修理念」にもあるように、「患者を『一人の人間』として捉え、『患者の幸せ』を追求できる医師の養成」を大切にしています。全人的な医療の提供の大切さや患者の生活背景を大切した診療について、多くのことを学ぶ時間になると思います。
②「医師としてのキャリアプラン」や「自分の人生」を応援してほしい!群星沖縄の臨床研修プログラム、沖縄医療生協内や民医連としての連携により、県内外様々な病院や多種多様なカリキュラムにて初期臨床研修を行うことができます。また、これまで毎年10名近い研修医を迎え入れて初期臨床研修を行ってきた経験もあり、研修医1人1人の医師としての想い尊重すること、必要な実力を培うこと、研修医として鍛錬しやすい・働きやすい・将来のビジョンを想像しやすい環境であることを大切にしています。研修医に関わる指導医・先輩医師・他職種・医局事務研修担当など多くの仲間が、「医師人生だけでなく”自分の人生”も大切にできる初期臨床研修期間を過ごせるように」と願い、研修医への指導やサポートを行います。しっかり実力を付けたい方も、何かに並行してチャレンジしながら自分のペースで初期臨床研修期間を過ごしたい方も、自分の信念を持って安心して研修を行える環境が整っています。
③アットホームな環境で働きたい!研修医としても1人の職員としても大切にされたい!各科の垣根が低いことや、多職種連携が盛んで病院全体がアットホームな雰囲気なのもとても魅力的だとおもいます。また、研修医が口を揃えてアピールする「研修医同士の仲が良いこと」も魅力だと思います。研修医同士の親睦を深める機会を設けていることや「研修医会」という会議によって研修医の要望を病院へ挙げる仕組みが整っていることは、「研修医という職員1人1人を大切にできる”働く環境”」においてのとても良い特徴だと思います。文章だけでは他病院との違いが伝わりづらいと思うので、ぜひ病院見学実習に訪れた際に肌で感じてみてください。オンライン病院説明会などでの研修医の言葉からも伝わると思います。
これらに少しでもビビッと来た方には、ぜひ病院見学実習に訪れて、当院のことをもっと知ってみてください😎