サポーターの声

登録サポーターの声を紹介します

サポーター   岩川 厚子さん

「これやったらいくらくれる?」最近、お金の価値を理解し始めた小学生の娘は、お手伝いをすると「おこづかい」をもらえるものだと覚えたのです。

間違ってはないと思う反面、「おこづかい」をもらえるから、家のお手伝いをするというのは、ちょっと違うかなと私は感じました。


そこで、高齢者の生活支援「おかすけねっと」のサポーターである私は、ボランティア活動に子ども達を一緒に連れて行くことにしました。

魅力的なのは、有償ボランティアであること。仕事をする感覚に近い体験をさせられると思ったからです。


あくまでボランティア活動をするのは私ですが、代表者の柏木さんと利用者の方に承諾を得て、子ども達も参加させていただきました。

内容としては、事情がありワンちゃんの散歩に出かけられなくなってしまったため、代理で散歩に行くというものです。


実際に始まってみると、娘たちは、ワンちゃんの散歩に大喜び。うんちやおしっこの処理も積極的にやっています。

利用者さんとも散歩前後にはお話をし、無理なくよい関係ができてきました。


最初は、お金を稼ぐという疑似体験をさせるために参加したボランティアでしたが、「ボランティア=経験や人とのつながりを広げる」というポジティブな感覚が子ども達に根付いたことが本当によかったなぁと思います。


子どもを連れてのボランティアは限られますが、今後も積極的に参加していきたいです。


※ ご本人と発行元の岡崎まち育てセンター・りたさんに許可をいただき、『まちのみかた Litaracy ーりたらしいー No.121 2023年5月号』より引用させていただきました。