研究員 張 宏



経歴

    • 2012年9月 - 2013年7月

早稲田大学先端科学・健康医療融合研究機構

    • 2013年8月 - 2015年3月

香港中文大学機械・自動化工学研究科

    • 2015年4月 - 2019年3月

東海大学マイクロ・ナノ研究開発センター

    • 2019年4月 - 現在

東海大学工学部応用化学科

学歴

    • 2003年9月 - 2009年7月

天津大学化学工学学部・研究科

    • 2009年9月 - 2012年9月

早稲田大学先進理工学研究科 博士(理学)

専門分野

高分子材料、ソフトマター物理、材料力学


研究内容

近年、人類の健康や医療に関する諸課題を解決するため、高分子薄膜材料の開発が注目されている。私は高分子物理・高分子物性を専門とし、高分子薄膜の成膜過程(分子鎖ダイナミクス、結晶や相分離等)と高分子薄膜の物性(力学特性、分離特性等)に関する一連の研究を行った。具体的には、薄膜剥離法を用い、自己支持性薄膜を対象にして新たな相分離機構を解明し、多相系高分子薄膜の力学特性を明らかにした。また「ナノシートラッピング法」を開発し、生体試料の上に薄膜をかぶせることによって乾燥とブレがない新規イメージング法を実証した。現在、「高分子薄膜を中心に、ユニークな物性を明らかにしながら、新規高分子材料の開発」という目標を掲げ、研究に取り組んでいる。


関連リンク

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