第53回能登教区同朋大会
令和6年能登半島地震・奥能登豪雨物故者追弔法会
大谷暢裕門首夫妻をお迎えし、約300人の同朋と共に法会は厳修された。
お念仏の声、正信偈の声、恩徳讃の歌声。会場で湧き上がるたくさんの声を聞き、お念仏のある場所に帰ってきたんだなと、胸が熱くなった。
阿弥陀さんに捕まえられた私が帰る場所はここなんだと。
この法会が能登の起爆剤になればいいなぁ。
能登教区第10組同朋大会・令和六年能登半島地震 奥能登豪雨物故者追弔法会が勤まった。
約250人が集い犠牲者を偲んだ。
会場の外では能登教区青少幼年部門による子どもの広場が開催された。人形劇、歌のブース、念珠づくり、缶バッチづくり、千本くじ等が用意され、約40人の子どもたちが楽しんだ。
笑haha道下組(わははとうげぐみ)のTシャツは現地で購入できます。(3,500円)
背中に「きがねなね」の文字とイラスト、左胸に「能登とうげ」のロゴが入っています。
売上金は彼女たちの活動資金になります。
輪島市縄又町から円山町を通り門前町浦上地区へ抜ける道です。
土地勘のない方にはおすすめできません。
各仮設住宅には雪かきボランティアが入っている様子です。
三井地区、門前地区一部、能登町では輪島市街地より雪が多いのでボランティアに入られる場合は雪の対策を万全にしてください。
各主要道路は圧雪で悪路です。
里山街道はきれいに除雪されていました。(7日13時現在)
決して無理はしないでください。
富山県南砺市にある「寺子クラブ」「寺子こどもえん」から能登地方の皆さんへと、メッセージをいただきました。
被災地の現状をテーマにした作品を作られている版画家さんとのコラボだそうです。
お手紙から抜粋
生活に欠かせないもの、大事にしていたもの、思い出のもの、あって当たり前のもの。色んなものが「がれき」となってしまうこと。その「がれき」の中での生活を考えてみました。
それは、遠く関係のない出来事でも特別な出来事でもなく、私たちの身にもいつ何が起こるかわからないことを改めて確認しました
そして、子ども達が出来ることは何かを一緒に考えました。
・今を大切にすること
・被災した中でも、いま頑張っている人がいることを知っていること
能登の方々に子ども達が出来ることは無いかも知れないけれど、この二つは出来ること。
その思いを込めて版画を蓮華の形にして貼りました。
能登のことを思っていてくれることはうれしいですね。
作業系ボランティアは順番待ちの様子。
本山隊+「は」
門前町深見地区
水道、電気は使えない。川沿いから海へつづく川の氾濫により集落はすべて浸水した。
橋は落ち、道路は崩れている。奥の集落に行く事はできない。
大手の作業系NPOが集落全体の支援に入っている。トイレの復旧、仮設水道の設置、道具の貸し出しをしている。
大変な状況だがボランティアと住民たち共に明るい雰囲気で作業している印象を受けた。
今回たまたま出会い、相談を受けご本尊を取り出すことができたが、つぶれた家の中にあるご本尊を心配している方は多く、カフェや炊き出しの時に相談されることが多い。大谷派のご門徒が多い地区で僧侶だからこそできる支援だと思う。
炊き出しの場にはアナウンスした地域以外の人も取りに来られていた。
山陽教区仏青12名
金沢支援ネット1名
+「は」
大屋公民館 土砂崩れで家に帰ることができない方が約20名避難している。
また、水道が使えない地区の方が水を取りに来たりシャワーを浴びに来たりしている。
山本町から門前町にかけて土砂崩れが多発しているが、NPOや地元業者では撤去不可能で、ゼネコンレベルの土砂の量とのこと。
寺院復興のための事業者説明会
斎美精舎本堂にて開催参加者リモートを含め約60名
事業者12社。新築提案5社、修復提案6社、仏具、仏壇1社からの提案があった。修復提案の事業者からの新築提案もあった。
説明会後に相談会を開催。
説明会の動画があります。今回都合が合わなかった寺院関係者様も教務所に問い合わせていただけば視聴可能です。
町野公民館泥出し、町野保育園設備清掃、消毒
グリーンコープからの応援要請
仏教青年同盟7名
金沢支援ネット3名
南加賀炊き出しボランティア1名
能登教区ボランティア委員会3名
+「は」
町野公民館泥出し、町野保育園設備清掃、消毒
グリーンコープさんからの応援要請
仏教青年同盟7名
金沢支援ネット3名
南加賀炊き出しボランティア1名
能登教区ボランティア委員会3名
+「は」
輪島市全体の避難所にいる人の数は激しく変動している。現在600人強。
炊き出し参加者
仏教青年同盟7名
金沢支援ネット3名
南加賀炊き出しボランティア1名
能登教区ボランティア委員会3名
+「は」
石川県によると23日午後3時時点で輪島市、珠洲市、能登町のあわせて56か所が孤立している。
輪島市では南志見地区、鵠巣地区、河原田地区、大屋地区、西保地区、七浦地区、浦上地区、本郷地区のあわせて40か所。
珠洲市では宝立地区、上戸地区、若山地区、大谷地区のあわせて14か所。
能登町では北河内地区と田代地区のあわせて2か所。
23日午後4時の時点で、3700戸で停電が続いている。
石川県によると、22日午後4時時点で輪島市、珠洲市、能登町のあわせて115か所が孤立している。
輪島市 99か所
珠洲市 宝立地区、上戸地区、日置地区、大谷地区のあわせて13か所
能登町 北河内地区、桐畑地区、田代地区のあわせて3か所
輪島市一部の地域では断水が解消されたが水圧は低い。断水、停電は続いている。
気象庁によると、21日午前9時10分までの1時間に、輪島市中部付近で120ミリの大雨が記録的短時間で降った。
珠洲市、輪島市、能登町などの複数の仮設住宅で床上、床下浸水の被害が出ている。
21日午後5時現在、輪島市と珠洲市、能登町の約6200戸で停電した。
珠洲市の上戸町と大谷町の2カ所が孤立。輪島市においても輪島地区、町野地区、門前地区それぞれに入る主要道路が土砂崩れにより封鎖される。
土砂崩れ、川の氾濫により集落単位での孤立が多数起きた。
県によると、輪島市で約3100戸、珠洲市で約1200戸、能登町で約960戸が停電、夕方から全体が断水した。