初開催!「名商大見学ツアー」
高知支部、三ヶ峯祭に初めて参加
高知支部では、2023年10月14日(土)と15日(日)に「名商大見学ツアー」を開催しました。全国の支部でも初めての試みだっただけに、不安と期待が入り混じったチャレンジングな試みでしたが、大学関係者や同窓会関係者などからもたくさんお声掛けいただきました。ありがとうございました。
まず、参加者は6名と少人数となりましたが、積極的に捉えればお互いをより深く知れたのではないでしょうか。初回ということもあり、高知支部公式のグループLINEへの登録者44名へのみの案内とさせていただき、お試しとして開催しました。私が通信販売を生業としているため、こんな作戦を取ってみました。
初日は午後1時にJR名古屋駅の銀の時計前(旧壁画前)で集合して、愛知バス様の小型バスにて伏見キャンパスをバスの車内からチラ見して、丸の内タワーへ向かいました。特別にセットいただいたワンプレートランチを稲垣正義 副会長と共に美味しくいただいた後は、早川京子 大学院事務局長の案内で館内を回り、実際の大学院の授業も見学させていただきました。宿泊は大学同窓会の御用達であるホテル名古屋ガーデンパレス様を手配しました。事前のメールでのやり取りから無理難題をお願いしましたが、快く受け入れてくださいました。ありがとうございました。午後6時からは同ホテルにて「津谷ゼミ語る会」も開催され、ゼミつながりの交流も活発に行われたようでした。
2日目は、午前9時にはバスでホテルを出発し、御器所の名古屋国際高校を車内からチラ見して、一路日進キャンパスへ向かいました。予定より早く1時間ほどで到着したので、懐かしのキャンパスをゆっくりと周遊することができ、タイムスリップして大学生になった気分でした。そして、三ヶ峯祭のホームカミングパーテイーに出席させていただき、同窓生らと親睦を深めることができました。
ただ、当日の行程で反省する点が2つありました。
❶大学院の授業見学でのトラブル
授業の様子を撮影して、すぐにその場でグループLINEに投稿したために、マナーモードにしていなかったスマートフォンの着信音が何度か鳴りました。その後、サプライズでの突然の授業見学の入室に学生のびっくりした様子が伺えました。何事?誰?何?というイメージでしょうか?さらに、着信音が何回か鳴ったので、少し不快に思われたと推測します。事実、クレームが届きました。残念です。公共の場ではマナーモードにするとか着信音が鳴らないように配慮するのは当たり前です。また、SNSでの連投(連続投稿)は節度を守ってされるべきで、投稿する時間帯や相手の状況を考慮するなど空気を読むべきです。ITに長けてるとか、疎いという以前の問題です。ITリテラシー(ITを適切に活用できる基礎能力)に欠如しています。日常から意識をしておかないといけません。そのため、数名が過度な連投に反応してグループLINEを退会したと思われます。残念です。
突然の入室については、案内をしてくれた大学院事務局長の計らいだったと思いますが、学生はそのようなシチュエーションにやや戸惑った様子でした。スタッフのガイドで館内見学を企画しましたが、大学院事務局長のわかりやすいガイドで理解も深まりました。私も新卒入社のECCの全日制で教務をやっといたことがあり、授業の見学の際には邪魔じゃないかなとちょっと敏感になりました。その後、大学院事務局長からは、「同窓会支部が母校にお立ち寄りいただけることに創立者、前学長のお二人ともさぞかし喜んでおられることと思います。」とのメッセージもいただきました。
❷愛知バスの乗務員に甘えた事件
2日目に御器所の名古屋国際高校から日進キャンパスへの行程で、予定になかった「名鉄 米野木(こめのき)駅」に立ち寄って欲しいというリクエストに対して快く承諾いただき、数分間の停車までしていただきました。乗務員さんには感謝しかありません。ありがとうございました。
駅前の様子は、タワーマンションが数棟立ち並び、在学中の景色とはまったく変わっていて、本当に同じ駅前なのかと思うほどでした。突然のリクエストは他にも出ましたが、乗務員さんからはNGと言われてしまいました。当然です。追加料金が発生しますし、会社からも怒られますからと仰っていました。申し訳ございませんでした。
現役の大学生に戻ったような感じだったでしょうか。ちょっと戻りすぎて、小学生くらいまで戻ってしまった感がありましたので、調子に乗り過ぎましたね。初日も2日目も親しみやすい乗務員さんで助かりました。事前のメールでのやり取りから無理難題をお願いしていましたが、メールの返信がほとんどなく不安になることが多かったですが、2日間とも乗務員さんの気さくな対応に助けられました。ありがとうございました。
二次元コード(QRコード)をスマートフォンで読み取って行程表や記念品として限定製作したサコッシュ(ミニバッグ)などの画像をご覧いただけますので、お楽しみください。
最後に、今後のツアーについて触れておきたいと思います。秋の学園祭にスケジュールを合わせての実施となると、地元のお祭りや毎年恒例の行事などで必ず欠席せざるを得ない同窓生も出てきますので、春の実施も検討していいのかなと思います。5月の定期総会?夏休み?くらいの日程が適当でしょうか?来年?次回?毎年の実施なのか、数年に一度の実施なのか?など詳しくは何も決まっていませんが、この企画も支部総会と同様に「継続」していきたいと思います。
今回は「お試し」として1回開催してみて、2点の課題が見つかりました。今のキャンパスがどうなっているのか知りたいという声も受けて、ツアーを検討していましたが、コロナ禍となってしまいましたのでタイミングを見計らっていました。1回やったことで、2点の課題とそれ以外の問題点がはっきりとしました。今後も継続実施をして、トライ&エラーでツアーがよりよくなるようにしていきたいです。
全国募集のツアーへの拡大提案
今回のツアーは、各自がそれぞれの交通手段で移動して、JR名古屋駅の銀の時計前で集合して、愛知バス様の小型バスに乗り換えてから各キャンパスを周遊する「現地集合、現地解散」のパターンを取りました。いわゆる「ツアー」のイメージとはちょっと違いますが、修学旅行の新しい方法としてこのような「現地集合、現地解散」が脚光を浴びているようです。この方法をとって、全国各地から各々の交通手段で名駅に集まれば、全国21の支部から募集をするという作戦も可能になります。そうすれば、三ヶ峯祭のホームカミングパーティーも大いに盛り上がるでしょう。ただ、そうなると同窓会本部の協力が必要になりますが…。
今回、高知支部として初めて開催した「名商大見学ツアー」では企画の開催にあたり大学や同窓会などの関係者には大変お世話になりました。この場をお借りして、感謝申し上げます。
※二次元コード(QRコード)は、株式会社デンソーウェーブ 様の登録商標です。
・名商大見学ツアーの画像16枚をアルバムにしました。
支部長 古谷尚彦(36回生)