東北教区・北海道教区宣教協働タスクフォース「チーム北国」の活動について、これからは隔月で、両教区の教区報に共通の記事によって報告をさせていただきます。
3月の本格始動の後、仙台基督教会と札幌キリスト教会を、メンバーが互いに訪問しあって、2回のミーティングが行われました。
第2回ミーティング(4月28日仙台)では、前回作成した向こう5年間の活動計画を示す「ロードマップ」に基づいて、初年度のテーマ「出会い」のためのアイディアを出し合い、説教者交換、合同のキャンプ、合同教役者会等の実施の可能性を探りました。広報についても検討しました。
第3回ミーティング(5月25日札幌)では、両教区が資料を持ち寄り、それぞれの教勢、財政、組織、年間計画などについて情報を共有し、共通点や相違点について理解を深めました。具体的な宣教協働の機会や方法については、順次ご案内していきます。
この間すでに、4月22日の東北教区主教按手式には笹森田鶴主教が、5月20日の北海道教区教区礼拝には長谷川清純主教が、それぞれ説教者に招かれるといったかたちの交流も進んでいます。長谷川主教は5月の北海道教区春季教役者会でも、両教区の課題の共有につながるお話をしてくださいました。
実際にその地に足を運ぶこと、顔を合わせ、言葉をかわすことで距離が縮まり、協働の楽しさが実感されます。信徒、教役者が出会う機会を数多く設けて、交わりの輪を広げていきたいものです。
今後は6月29日に仙台で第4回、7月17日に札幌で第5回のミーティングが行われる予定です。
北海道教区 クララ 吉谷かおる