特定非営利活動法人 Mix up 理事長
矢澤 久美
ごちゃまぜの世界
『多世代・多文化交流の居場所づくり~心のバリアフリーをめざして〜』
2020年NPO法人Mix upを立ち上げました。非日常的にごちゃまぜの世界を楽しむ場づくりをしています。2023年には、放課後等デイサービス 体験学習教室 のよりんkupiを設立。人との繋がりから子どもたちの療育を行っております。今後は、子どもたちが大きくなって就労すると生きづらさを感じることが多いため、若者支援を考えております。福祉サービスだけでなく、福祉サービスが利用できないグレーゾーン・不登校経験者の若者がスムーズに社会に適応できるよう支援する社会資源をつくろうと悪戦苦闘中です。様々な事業を組み合わせて多世代・多文化交流ができる場づくりへ向かっていこうと考えております。人と人の繋がりを大切にして、人の温かさを未来へとつなげ、より良い社会の実現に貢献していきたいと思います。
『The Personal is political』 (個人の問題は社会問題である)
理事長の矢澤は、青年海外協力隊(小学校教諭)としてアフリカのジンバブエで生活しておりました。日本とは全く異なる生活、文化、価値観の中で、「人間が生きること」はどういうことなのか?を深く考えるようになりました。また、帰国後、日本の学校教育現場に戻り20年間教員をした中で、日本生活や学校教育で様々な違和感を拭えず、息苦しさをずっと抱えていました。日本は忙しすぎて人間の思考を奪います。学校教育も子どもに寄り添いながら、自立を促す思考を一緒に考える時間は全くなく、教育の目的が学力や進路といった成果に偏り、子どもが社会の中でどう生きるかという視点が欠けているのが現実でした。それでも教員として、目の前にある課題やトラブルに対応することに精一杯で、私自身も自分を見失っていました。「何に苦しんでいるのかわからない」これは、かつての私自身の痛みであり、今、多くの子どもたちが抱えている悲鳴でもあります。何に苦しんでいるのかわからない状態が、人をどれほど無気力にするかを、私は身をもって痛感してきました。だからこそ私は教壇を降り、学校の外側から、息苦しさを抱える子どもや若者たちが一息つける場づくりをしています。
子どもたちを中心に、多世代・多文化交流ができる場をつくることで、それぞれの世代が抱えている問題を少しでも解決していけるのではないか?そんな思いでNPO法人Mixupを立ち上げました。多くの方々のご支援、ご協力があり今があります。感謝の気持ちでいっぱいです。この感謝の気持ちを恩送りできるよう日々格闘しております。活動内容は、ぜひInstagramをご覧ください。