日時:12 月 1 日(木)10 時~11時30分
場所:豊島通勤寮(東京都豊島区西巣鴨 4 丁目 22-11)https://t-toshima.ikuseikai-tky.or.jp/
参加者:会員限定9名
豊島通勤寮は、「将来、地域で自立した生活を目指している障害のある方に、利用期間2年の居住の場として、自立生活に必要な経験を積み重ねてトレーニングする障害福祉サービス(宿泊型自立訓練)事業所です」(豊島通勤寮パンフレットより)。定員女性 10 名、男性 20 名。
「15 歳以上で療育手帳を持っている方(精神も可)で、一般就労している方又はこれから一般就労する方が対象です。親元から離れて自立したいと考えている方、地域で生活したいが、すぐに自立生活をするには自信がない方が利用できます。」
2025 年 8 月に建て替え工事が終了し、3階建ての「Dorm としま」として新しくなりました。グル ープホームのような4~6名(個室)のユニットが5か所、単身生活練習用自立訓練室が4か所あり、食堂はおしゃれで温かみのあるカフェのような雰囲気で、朝・晩の食事が提供されます。 (昼食・休日は無し)
家賃はありませんが、朝食代(350 円)、夕食代(650 円/月~土)、水道光熱費(300 円/1 日一律)、 日用品、衣類、休日の食事代、散髪代、交通費、小遣い等生活に必要な費用は、自己負担です。
2年間という利用期限の間に、自立した豊かな生活を手に入れるためのサポートがあります。障害基礎年金は満額貯蓄に回し、働いて得られる利用者自身の給与の4割を貯金、6割で生活設計を行います。使えるお金がいくらなのかを自分で認識する力を身に付けられるよう支援員と一緒に通帳の残高を確認し、ファイルに記録します。
また、日々の生活でも総合的なサポートがあります。出入り口は、支援員のいる部屋の前を通る構造になっていて見守り支援をしていただけるうえ、最新の AI コミュニケーションロボットでも管理され、防犯にもなっています。
食事は、外食することもできますが、各ユニットのリビングダイニングキッチンで自炊することもでき、利用者の判断に委ねられています。
毎晩、決まった時間に共有部分の担当の掃除をします。また、毎週木曜日は各利用者が個室の掃除をします。 毎月1回支援員と利用者との面談があり、生活における悩みなどの相談ができます。保護者は、基本的には同席しません、
寮では利用者の自治会があり、快適に寮生活を過ごせるよう話し合いがなされています。 外泊は原則月1回となっています。年末年始には、寮主催の 1 泊旅行や日帰り旅行があります。 基本のルールはありますが、それぞれの生活に合わせて利用者と相談しながら支援をされています。
卒寮後の居住スタイルは、一人暮らし、グループホームと様々です。卒寮しても通勤寮へたびたび相談に来る卒寮生もいるとのことで、心のよりどころになる支援がされていることがうかがえました。
通勤寮は都内に6か所あり、そのうち4か所(江東・太田・立川・豊島)が東京都手をつなぐ育成会の運営です。この4寮に同時申込みも可能です。在学中でも体験として利用出来ます。
グループホーム に入るため、社会人として働く前に、どのようなことに気を付けて生活すれば良いのか、お金の管理の仕方、お金の使い方について、家庭生活においても参考になる内容をお聞かせいただいた、有意義な見学会となりました。
ありがとうございました。
出入り口のAIロボ
個室は家具付き
ベッド・エアコン・カーテン付き
食堂にて
2025.11.25(火)10時~12時、フレンドリーA会議室にて、気軽なおしゃべり会のトークルームを開催しました。参加者13名(うち非会員2名)
前半は、11月8日9日に行われた全国大会の感想や分科会の内容を共有しました。第一分科会のⅠでは、「這えば立て、立てば歩めの親心」について戒める先生の言葉が胸に残ったという声に参加者一同ハッとさせられました。「大人になってやりたいこと・好きなことをする時間がたくさんあることがQOLを上げること」というお話も心に残ったという感想がありました。第二分科会は、障害者の結婚を支援している「ぶーけ」のお話がとても良かったと感想があり、オンデマンド配信して欲しいという声も上がりました。本人がやりたいことを支える、本人主体の支援という話がここでもありました。第三分科会は、小矢野会長が司会を務められたとのことでした。またここでも、その人らしく生きていくことを支えるための「意思決定支援が重要」というお話がありました。偶然か必然か、どの分科会でも、本人がどうしたいのかを決めることを支えていくことが強調されていたことがわかりました。
後半は、フリーテーマでした。中でも、通信制高校を卒業後の進路についてアドバイスや情報が欲しいという声に、「障害者職業訓練校」、「障害者就労支援センター」、「障害者就労移行支援サービス」、「年金申請のための準備」など、先輩からたくさんのヒントがありました。一方、特別支援学校高等部の進路指導の手厚さとの差も痛感したと思います。市外からの参加者から、「このような会を探してホームページを見て参加してみよう」と思ったという声もいただきました。トークルーム終了後、時間のある人たちで、もぐもぐの森でランチもご一緒して楽しい時間となりました。
移動支援に関わる事業所説明会
日 時:令和7年11月19日(水)16:50~17:55
場 所:イングビル3F
参加者:西東京市主催「移動支援従業者養成研修会」受講者(研修会終了後に参加)
事業所:社会福祉法人ウーノ、特定非営利活動法人こげら会、NPO法人地域福祉マリーナ
~西東京市手をつなぐ親の会から小矢野が参加~
3日間の養成研修会の終了後、西東京市手をつなぐ親の会主催で、西東京市で知的障害者(児)移動支援事業に携わっておられる3つの事業所に説明を行っていただきました。
「移動支援サービスの充実」を、親の会が市議会に「陳情」という形で訴えたことで、西東京市で予算が確保され、ガイドヘルパー養成のための研修会(年2回)が実現しました。
資格を取得するだけでなく、事業所に登録して移動支援の「実働」をしていただけるように、今回初めて、親の会主催で移動支援事業を行っている事業所の説明会を開催しました。私たちも少しでもお手伝いしたいとの思いで、障害福祉課と協働して、チラシを作成して周知に努めました。これまで数名程度だった受講者が、今回は15名の方に受講いただきました。
令和8年8月末までに実働いただいた方には、テキスト代2,000円(お一人1回に限定)を親の会が、事業所を通して補助させていただくことにしました。
多くの方々が移動支援に関わっていただけるようにと願っております。
※次回は、令和8年2月2日(月)3日(火)4日(水)に開催されます。是非、ご参加ください。よろしくお願いします。
シニアと家族のみらいサポート講演会
令和7年10月24日(金)10時~12時
場所:フレンドリーBC会議室
参加者:会員36名
親なき後対策について、一般社団法人シニアと家族のみらいサポートさんに講演していただきました。みらいサポートさんは、複雑な相続に関する情報を一元管理してサポートしています。
講師は、社会福祉士と心理カウンセラーの資格もお持ちの行政書士さん、相続コンサルタントさん、ファイナンシャルプランナーさんの3名です。
福祉職の視点で届ける親なき後対策(行政書士さん)
士業後見人(弁護士、司法書士、行政書士)と福祉職後見人(社会福祉士、精神保健福祉士)の違いを教えていただきました。
孤立させない、本人主体の支援をするために、信頼できる後見人の候補を見つけておくことが大切です。
不意の後見開始を避けるためにも、親の遺言書は必須です。しかも、遺産分割協議を回避できる内容で作っておく必要があります。
家族信託(相続コンサルタントさん)
不動産を相続し、家賃収入を障害のある子に渡したい場合、家族信託をうまく利用して維持費をおさえることができます。
生命保険信託(ファイナンシャルプランナーさん)
保険金の管理に関するトラブルの解決策の一つに生命保険信託があります。
生命保険信託とは、「保険金を信託会社等が受け取り、保険契約者が生前に定めた相手に、生前に決めた方法でお支払いする」方法です。
生命保険信託を利用することで、金銭管理が不安な場合でも、期間・金額を決めて渡すことができるので、安心です。
親なき後対策は、やらなくてはならないですが、どう対策していけばよいかわかりづらいです。様々な方法があるので、自分たちにあった方法を、少しずつ準備をしていくことが大切だと教わりました。
★シニアと家族のみらいサポートホームページ
https://senior-to-kazoku.studio.site/about
★ひだまり行政書士事務所カウンセリングオフィス
ワークセンター福咲く(生活介護)・スイッチ北町(共同生活援助)の見学会を15名で行いました。
法人理念は『人生[存在]への支援・援助』です。
生活介護と共同生活援助が隣接地である強みを活かし、生活と日中をトータルに支援すること、利用者の生活の安定、そしてより質の高い生活を提供できるよう支援をされています。
●ワークセンター福咲く
大切にしていることは『「はたらくこと」を通じて自己実現を叶えていくという意思』で、活動時間の7〜8割は作業活動(受注作業、リサイクル活動)です。音楽療法やレクレーション等も行われています。月に2〜3回程度、土曜日と祝日に開所があります。
利用者は18歳以上の知的障害者で障害支援区分3以上、強度行動障害の受け入れもあります。スイッチ北町利用者以外は現在5名で、ひばりヶ丘からの利用者がいますが、既存の送迎コースを離れての送迎は難しいとのことです。
●スイッチ北町
どんな重い障害があっても「地域」で暮らし続けることを実現させる。「地域」とは生まれ育った場所だけでなく、「誰と、どこで、どのような生活をしたいか」という利用者の想いを尊重する場ととらえている とのことです。
利用者は支援区分4以上(主に5、6)、強度行動障害の受け入れもあります。
利用者数はスイッチ北町第一が男性7名、第二は女性7名です。土日も利用を推奨で、土日は移動支援利用やグループホームで過ごされているそうです。
グループホームとして訪問看護(月1回)契約があり、希望があれば訪問診療と契約し健康管理のサポートが受けられます。
利用料は家賃32,450円と、食費・光熱費・日用品・その他も合わせると月額約100,000円(後日精算の返金有り)です。
「ワークセンター福咲く」と「スイッチ北町」は吉祥寺北町の閑静な住宅街に溶け込んだ素敵な建物の施設です。
そこで一人一人に合わせた支援がされていました。特に生活介護とグループホームが隣接していることで、利用者さんを昼夜通して支援していただけるということがわかりました。
2025年10月1日 赤い羽根共同募金の街頭募金に協力しました。田無駅・ひばりヶ丘駅・西武柳沢駅前で大きな声で市民の方にご協力を呼びかけ、おかげさまで多くのご支援をいただくことができました。集められた募金は、地域の福祉向上に役立てられます。ご協力いただいた方々に心より感謝申し上げます。
2025年9月27日 参加者総勢52名で親子日帰り体験を開催しました
行先は埼玉方面、1号車(田無発)26名、2号車(こもれびホール発)リフト車26名でそれぞれの場所から草加せんべい焼き体験場所を目指していきました。
一人が2枚のせんべいを焼きあげるまでの作業を体験しました。
パレスホテルのバイキングはとても豪華でした。ランチの後の鉄道博物館見学は、鉄道好きな方にはとても楽しいところだったと思います。バスの中では、ご本人様にも話してもらう機会を持つことができ、今回の体験を楽しかったと言ってくださる生の声を聞くことが出来ました。「また来年も参加したい」と皆さんより言葉をいただきました。
迷子防止のネックストラップを首にかけ、また社会福祉法人さくらの園様より2名の支援員を派遣いただくことで、安心安全な親子日帰り体験となりました。
様々な体験を通じて、会員同士の交流を深めることができ、大変有意義な時間となりました。
バス2台のバス代を東京都共同募金様より交付していただいていることを再度参加者に伝え、改めて赤い羽根共同募金への協力をお願いしました。
U-20卒後も可能性は無限大!
一般就労と福祉就労について さくらの園勉強会
参加者 西東京市親の会会員 16名
さくらの園から江口施設長、八木沼様、田中様をお招きして、U-20の子供達の卒業後進路の参考に、一般就労と福祉就労についての勉強会を行いました。
前半は一般就労にかかる様々な就労支援について、さくらの園で実施している事業や、西東京市・東京都の概況を示しつつ説明していただきました。支援した利用者さんを具体例に、その方の強みや特性のアセスメントに始まり、スキルアップや定期面談を経て、働く場所を探し安定して就労を続けて行けるようになるまでの長期的なサポートの数々を教えていただきました。
就労支援でポイントとなるのは、①安定勤務、②指示通りの正確な作業、③コミュニケーション(挨拶・返事)です。最近の企業面接は支援員の同行が増えており、大手だと推薦人が必須の場合もあることや、「―があれば、〜ができます」と支援者に説明して頂くことで双方安心してマッチングできる、というお話が印象的でした。
後半では、福祉就労の場である福祉事業所について、さくらの園の就労継続支援B型事業【クルール】と生活介護事業【ルーモ】の紹介を軸にお話していただきました。こちらでも、実際に働かれている方の事例を交えてご説明くださり、学齢期の学びや支援が、どのように働く場へと繋がっていくのかがよく理解できました。紹介動画の中では、細やかな個別支援や環境調整に支えられ、利用者の皆さんが生き生きとお仕事をされていました。
最後にさくらの園全体で大切にしていることとして、本人を主体として、好きや得意を引き出す支援を心がけていること、学校の先生や保護者なども含めた多角的な視点から「輪」となってサポートを行なっていること、を挙げられました。
さくらの園では、中3から高3までの方を対象に、夏休み実習生を受け入れています。我が子にもぜひ参加してほしいなと考える場所になりました。
社会福祉法人 さくらの園 HP
2025年9月9日(火)10時~12時フレンドリーA会議室にて。
「教えて!障害基礎年金」を開催しました。キャンセル待ちが出るほどで、特に学齢期保護者の関心が高いことがうかがえました。
障害基礎年金の基礎知識、申請方法に関するDVDを視聴した後に補足説明、先輩保護者1名の体験談をお伝えしました。「子どもの成長記録などをまとめてから、医師に診断書作成をお願いすることが重要」など、理解が深まる内容となりました。
今後毎年開催する予定です。
令和7年9月2日(火)10時~12時
参加人数:23名
小平市小川にある東京障害者職業能力開発校の見学会を実施しました。
同校は、障害のある方を対象とした職業訓練施設です。国が設置し、東京都が運営しており、
受講料、教科書代は無料です。訓練期間中は、一定の要件を満たす方には、訓練手当、通校手当が
支給されます。
はじめに同校の特色や、訓練内容などの説明をしていただき、実務作業科を中心に施設を見学しました。
実務作業科についてのみ詳しく記載します。
実務作業科は療育手帳(愛の手帳)を持っている方が対象で4月入校、1年間のカリキュラムです。
知的障害者は実務作業科のみ受講可能です。
【実務作業科 訓練概要】
・働き続けるために必要な生活習慣・ビジネスマナーや集団での協調性を学ぶと同時に様々な
仕事に適応するための最低限必要な技能を学びます。
・訓練は大きく2つの形態(①全員で学ぶ訓練②ローテーションによるグループ訓練)に分かれます。
・職業訓練指導員・生活指導相談員・就職支援推進員ほか多数の講師が支援しています。
・適時本人や保護者との面談を行っています。保護者会もあります。
・毎日体調チェック表をつけて、自分で健康管理できるように支援します。
見学中、「就職にあたり、どの様なことができている必要がありますか?」と職員の方に質問をしましたところ、以下の6つを挙げられました。
① 挨拶ができること
② ありがとうを言えること
③ 間違ったときに、謝れること
④ 相談できること
⑤ 困っていることを発信できること
⑥ コミュニケーション手段として読めたり書けると良い
これらのことは毎日の積み重ねからできるものなので、就労するにあたり必要とされていることを知ることで、日々の生活を見直す良いきっかけになったのではないかと思いました。
東京障害者職業能力開発校の他、中央・城北職業能力開発センター板橋校、城南職業能力開発センタ―(品川)、城東職業能力開発センタ―(足立)の4校で実務作業科を設置しています。多くの方々にその存在と活動内容を知っていただきたいと思いました。同校の活動を通じて、障害者への理解啓発が進み障害者雇用に取り組む企業が増えていくことを期待しています。
2025年8月4日(月)10時から12時フレンドリーにて。会員参加者13名、西東京市市議会議員の方9名で情報交換会を開催しました。事前に会員より募った困りごとを中心にお話をしました。
1.ショートステイに連泊した場合、中日に移動支援サービスが利用できないことで、ずっと施設内で過ごさないといけないという問題がある。ショートステイが本人にとって良い体験となり、将来の自立に向けた練習やQOLの観点からも過ごし方の選択肢を増やしてあげて欲しい。
2.グループホーム入居者の通院の介助をGH支援員が行うに当たり、昨年市に要望したことで、GHにおいても居宅介護の通院等介助を月2回は利用できるようになった。利用するためには慢性疾患等で医師の指示により定期的な通院が必要であることだが、今回、相談支援事業所の働きかけで、「慢性疾患等」に、知的障害者の精神科通院等も含まれることになった。これによりGH支援員の負担が軽減できることになったものの医師の診断書や個別支援計画に通院等介助が位置付けられていることが必要なので、これらは本当に必要な手続きなのかを見極め、簡素化をして欲しい。
3.障害児者の医療アクセスをスムーズにできるよう市役所内に医療相談窓口を設置して欲しい。市内の医療機関は、紹介状を書いてもらうところを探すのも大変で、予約のための電話をする時間も限定されているなど一般人には病院にかかるということだけでも大きな壁が存在している。これでは、必要な医療がタイムリーに受けられない。
4.生活介護事業所の不足が深刻。特別支援学校の在籍数などから計画的に必要な人が確実にサービスを受けられるよう事業所誘致や不動産情報の提供、地域社会への障害理解啓発などを行って欲しい。石神井特支仮校舎の解体後の都有地活用について積極的に都や市に働きかけ、住み慣れた西東京市で安心して暮らしていけるようにして欲しい。
5.成人の夕方支援をしなければ離職せざるを得ない保護者がたくさんいることについて喫緊の課題として真剣に考えて欲しい。事業所の利用時間の延長への補助、居宅介護と移動支援を組み合わせたサービスの提供など、他地域の取り組みも参考に、できる方法を始めて欲しい。
2025.7.1510時から12時フレンドリー会議室にてトークルームを開催しました。参加者は14名(うち3人が会員以外の方)でした。
今回は、学校のことを中心にお話しました。子どもが小さいうちは、学校選びが親の悩みになることが多いですので、身近な先輩ママの経験はとても参考になります。
今回の参加者のお子さんは、特別支援学校、特別支援学級、通常級から特別支援学級に転籍した経験のある人など様々でした。東京都教育委員会発行の冊子「就学相談ガイドブック」も参考資料として配付されました。
「療育を受けていない子はどうなるんだろう」という声に、早期発見から早期療育につながることの大切さについてのお話も出ました。西東京市では五歳児健診が実施されていないので、発達障害を見逃されたまま就学してしまうケースも多く、支援の遅れが課題となっています。
朝の起こし方の工夫、連絡帳の記入内容など、様々な話題が出て、お互いのお子さんのことや子育てについて理解する機会にもなり、有意義な時間となりました。
会員以外の方も気軽に参加いただける無料のおしゃべり会「トークルーム」は、年に3回開催予定です。次回は11月25日(火)10~12時の予定です。全国手をつなぐ親の会主催の全国大会の感想シェアを中心に行います。全国大会は会員以外の方も参加できます。(会員は個別に申込みしないで7月幹事会報告をご覧ください)
2025年6月25日(水)9:00~10:00 西東京市田無庁舎会議室にて。小矢野会長と久松副会長が、「初めて自分の子どもに障害があると分かった時の不安、初めて行政機関に相談するときの不安・ざわざわした気持ちを聞いて、保護者対応のヒントにする学習会」でお話させていただきました。参加者は、就学相談員、学務課、教育指導課、教育支援課、ひいらぎ、学校教職員の方々でした。子どもの障害告知を受けた時のことを昨日のことのように思い出し、言葉に詰まってしまう場面もありました。子どもに特別支援教育を受けさせることに抵抗感のある保護者の協力を得ることに苦労しているというお話は、以前から様々な行政担当者や保育園、幼稚園の先生から耳にしていました。その保護者の気持ちは、私たちなら痛いほど理解できます。ですが、その子にとって適切な学習環境を選ぶことは、とても大切だということも後輩保護者に伝えてあげたいことです。基幹相談支援センターえぽっくの「先輩ママとお話する会」や、西東京市手をつなぐ親の会の「トークルーム」を是非、活用して欲しいというお話もさせていただきました。
2025.6.3(火)10-12時 田無公民館 実習室にて11名参加
さくらの園の支援員でもある会員を講師に迎え、シフォンケーキ作り講座と親睦会を行いました。
講師を中心に作られたさくらの園の焼菓子は、イベント出店で販売され大人気です。
いろいろな焼菓子がある中から今回はシフォンケーキの作り方を教えていただきました。
器具や材料選びのコツや、講師の実演を見ながら作る上でのポイントの伝授を受け、4チームに分かれいざシフォンケーキ作りスタート!無事作り終えオーブンで焼き始めると、全チームしっかりふくらみホッとし、こんなにふくらむの!?と歓喜の声があがりました。
焼き上がるまでの時間、講師が用意しておいてくれたシフォンケーキを食べながらの親睦会。
簡単な自己紹介をし、今後成人部会でしたいこと、学びたいことなどを話し合いました。
今回は具体的な活動内容が決まりませんでしたが、幹事会やグループラインで内容を詰めていきます。
2025.5.27(火)10-13時 フレンドリーにて。11名参加
さくらの園さんの美味しいシフォンケーキをいただきながら親睦を深めました。
みなさんの自己紹介を始め、今年度アンダー20でどんな活動をしたいか意見を出し合い、どのように進めていくかを話し合いました。見学会の行き先や勉強会のテーマが決まりました。
お話の中で、お父さんに障害のある我が子にもっと関心を持って欲しいけれどどうしたら良いのかがわからないという声がたくさんありました。最近では、会長面談にお父さんがいらっしゃることもあるとのことで、温度差が広がっているのかもしれません。しかし、まだまだお母さんが一人でわからないことの多い福祉サービスや学校のことを調べて、考えて、手続きを進めているご家庭が多いようです。お母さんが突然倒れてしまったらどうしたら良いのかわからないお父さんがたくさんいるのではないか?という不安の声がたくさんありました。
また、11月7日(土)8日(日)に行われる全国大会についても情報共有し、参加方法などについても説明がありました。会員以外の方も参加できますので、詳しくは大会専用HPをご覧ください。
正会員数169名のうち、出席者45名と委任状提出者108名併せて153名にて総会が成立しました。
活動報告、会計(監査)報告、活動計画、予算、会則変更などすべての議題が承認されました。
昨年の保谷と田無の親の会の合流後も会員が増えています。
成人の部とアンダー20のグループそれぞれにとても活発に活動していることが改めて確認されました。
売店事業は、今まで以上に地域の福祉作業所の商品の取り扱いを増やしていきます。
総会後は、住居地の圏域ごとに分かれ親睦会を行い、大変盛り上がりました。
令和6年度までの活動記録はこちらからご覧ください。