【地域教育会議】という名前から
どのような組織なのかよくわからない
<背景>
2020年からの新学習指導要領では、「よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創る」という理念を学校と社会が共有し社会と連携・協働しながら未来の創り手となるために必要な資質・能力を育む「社会に開かれた教育課程」の実現を重視し、その理念を実現していきたい、と文部科学省は考えている
この理念の実現に向けては、組織的・継続的に地域と学校が連携・協働していくことが大変重要であり、具体的な取組みとしては、コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)や地域学校協働本部の活動の一体的推進が【キー】になる
つまり、未来を担う子供たちの豊かな学びや成長を支えるための学校とのパートナーとしての組織が『地域学校協働本部』という名前の組織となり、川崎市では、これを『地域教育会議』と呼んでいます
【地域学校協働本部=地域教育会議】の組織ってなに?
地域教育会議は、川崎市から「川崎市地域教育会議推進協議会」への委託事業として運営しています
それぞれの規約にもとづいて委員を選出し、川崎市地域教育会議推進協議会から配分された経費により活動などを行っています
学校運営協議会の一員として参加しています
学校と学校運営協議会で様々な情報を共有し、大きなプラン(ビジョン)をつくっています
地域の各団体との接点を構築します(青い部分)
青い部分の皆さんと具体的な活動を実施しています
つまり、【地域教育会議】って何しているの?
<社会教育法第5条第2項に沿って活動します>
・ 学校の授業終了後又は休業日において学校、社会教育施設等で行う学習、その他の活動
・ボランティア活動、社会奉仕体験活動、自然体験活動、その他の体験活動
・社会教育における学習の機会を利用して行った学習の成果を活用して学校、社会教育施設等で行う教育活動、その他の活動
地域の高齢者、成人、学生、保護者、PTA、NPO、民間企業、団体・機関等の幅広い地域住民等の参画を得て、地域全体で子供たちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働して活動しています
まだ【地域教育会議】のことがよくわかりません・・・
本当に必要な組織なのでしょうか?
社会教育の一翼を担っています
川崎市から委託されいます
担い手(活動する人)は地域の企業、団体、住民等です
予算が少ないので、活動には限界があるのが実情です
一緒に活動して頂けるサポーターや地域の住民を募集しています
どんな活動をするか、は地域によります。なぜなら地域性があり、地域性を考慮したビジョンを学校と学校運営協議会でつくるためです
(但し、学校長が最終的な決定権がある組織構成になっていますので、諸事情によりうまく機能しない場合があります)
西高津中学校区地域教育会議の主な活動はTOPページで紹介しています
地域教育会議のことはおおむね理解した
『社会教育』ってなに?
社会において行われる教育を広く指すことが多い。社会教育法は、社会教育を「学校教育法に基き、学校の教育課程として行われる教育活動を除き、主として青少年及び成人に対して行われる組織的な教育活動(体育及びレクリエーションの活動を含む)」と定義している。
「学校の教育課程として行われる教育活動を除き、主として青少年及び成人に対して行われる組織的な教育活動(体育及びレクリエーシヨンの活動を含む。)」(社会教育法第2条)を指します
文部科学省抜粋の絵で青紫になっている部分が社会教育です
説明なしでピンとくるのは、『学校教育』『生涯教育』です
一番ピンとこない『社会教育』の一翼を担っている(サポートしている)組織の一つが
『地域教育会議』となります
このページは文部科学省、高知県の資料などを活用させて頂いております