沿革と目的
沿革と目的
沿革(設立趣旨・目的)
「日韓問題特別委員会」として1975年第29回連盟年次総会で発足。発足時の目的、その運動の射程は「韓国でキリスト者を中心とする人々によって闘われている自由と民主主義のための闘争支援行動」であった。
その理由は二つ、
①神によって与えられた自由・人権が圧殺されている韓国国内情勢を看過できないこと
②日本の植民地統治36年の罪責、特に戦時中の韓国キリスト者に対する罪責、であった。
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2012年7月9日改訂入管法が施行されて以来、政府による外国人住民への管理・圧力はますます強化されてきている。さらにヘイトスピーチ(憎悪表現)やメディアによる言論統制が平然と行われており、さらに歴史認識の課題は、なお広く深い河のように日韓の間に横たわっている。そのような中での活動の中心テーマは、在日コリアンの歴史から学びつつ、今日の外国人住民の人権課題に取り組むこと、並びに「人づくり」の視点から青少年の育成(歴史教育)へ取り組むこと、この二つであった。一言で言うならば「過去との対話と外国人住民との出会い」である。目指すところは人権に対する意識の問題であり、さらに運動の担い手は全国各地において主を礼拝する群れを構成する一人ひとりである。