参加には予約が必要となります。いちばん下にある申し込みボタンから予約をお願いします。
1978年兵庫県生まれ。京都教育大学教員・庭師。専門は美学。京都大学大学院人間・ 環境学研究科博士後期課程指導認定退学。
在学中に庭師のアルバイトをはじめて研究の傍ら独立。制作物のかたちの論理を物体の配置や作業プロセスの分析から探究している。
著書に『庭のかたちが生まれるとき』(フィルムアート社、2023年)、共著に『ライティングの哲学』(星海社、2021年)、訳書にデレク・ジャーマン『デレク・ジャーマンの庭』(創元社、2024年)、ジル・クレマン『動いている庭』(みすず書房、2015年)。
「庭」は、この時代にどう変わるべきか?
気候変動、都市化、多様なライフスタイル…。 私たちを取り巻く環境が大きく変化する中で、「庭」はこれまでと同じ「かたち」で存在し続けることができるでしょうか? あるいは、新たな役割や価値を見出す必要があるのかもしれません。
今回の講演会では、この問いに、庭師であり、京都教育大学で美学を教える山内朋樹氏と共に挑みます。 山内氏は、国内外の庭を巡るフィールドワークや、多岐にわたる著作活動を通して、庭が単なる景観ではなく、社会や文化、そして私たちの精神と深く結びついていることを示してきました。
本講演では、山内氏の鋭い洞察力に基づき、これからの時代に求められる「庭のかたち」について考察します。庭づくりに携わる方々はもちろん、山内氏のファンの方、そして庭を通してより良い未来を考えたいと願うすべての方に、この講演会への参加を心より呼びかけます。
この講演をきっかけに、あなたの庭に対する「常識」が覆され、新たな創造への意欲が湧き上がることを願っています。