NFBT第16回学術会議
2024 .08/31 - 09/01
※【変更あり】※ オンライン:Zoomミーティング
主催支部:新潟支部
大会長:小林智(新潟青陵大学)
事務局長:小林大介(新潟青陵大学)
WEB参加の申し込みは9月23日まで!(Peatix)
◆オンデマンドコンテンツの配信は9月30日までですが、オンタイムコンテンツの視聴情報は
8月30日正午申し込み分までとします。
オンデマンドコンテンツとオンタイムコンテンツの別についてはこちらをご確認下さい。
【学術会議テーマ】
間違えてもいい、腕白に物語ろう! -支援と連帯のためのプラグマティズム-
新潟の地でブリーフセラピー以外のセラピーを身近に感じることが格段に増える中で、私自身も第14回福島大会や第15回京都大会のテーマに接続する「ブリーフセラピーらしさとは何だろう」という疑問に直面しました。そして、様々なオリエンテーションの先生方との交流やディスカッションを通じて、その特徴が「プラグマティズム哲学」にあることを再認識するに至りました。
Social-goodやCorrectnessについて盛んに論じられる昨今にあって、社会が絶対精神に向けて歩みを進めるプロセスを“テーゼ” と“アンチテーゼ”の止揚による合(ジンテーゼ)への到達としたドイツ観念論哲学者ヘーゲル(G. W. F. Hegel)の思想が思い出されます。社会を前進させようとするその意気やよし。しかし、我々は唯一善の追求が独善へと至り、それが人間疎外を生み出してきた不幸があったことを歴史の中に見つけることができます。プラグマティズム哲学が持つ可謬主義的性格は、多様な出自や背景を持つアメリカにおいて連帯への希望を抱かせる思想だったのです。個々の多様性を包摂しつつ新たな連帯を作る、そのために私達は間違ってもいいから「本気で、そして腕白に語り合う必要があるのだ!」という事をプラグマティズム哲学の実践者として見つめ直す機会に第16回大会がなることを願います。諦観や放任や無秩序を擁護するためではなく、支援と連帯のためのプラグマティズム、それが新潟大会のメインテーマです。是非新潟にお越しください。
![](https://www.google.com/images/icons/product/drive-32.png)
スケジュール1日目(2024年8月31日)
![](https://www.google.com/images/icons/product/drive-32.png)
スケジュール2日目(2024年9月1日)
※発表演題の数によって使用部屋が変更される可能性もあります。
国際化企画
協会の国際化に伴って海外のブリーフセラピストと連携した大会企画を準備中。海外の知見を取り入れて視野の広いブリーフセラピストに!
研究・事例発表
学会の華と言えばやはり発表。ブリーフセラピーにかかわる学術的知見をキャッチアップして、日々の実践に活かそう!
オンデマンドコンテンツ(事例発表・会場限定自主シンポジウム・会場限定ワークショップ以外の大会コンテンツ)の配信は9月30日まで。
※B1講評・基調講演・パネルディスカッション・国際化特別企画は会場で収録後、編集・配信作業を行うため、9月上旬中の公開となります。
サイト中イラスト ①著作者:macrovector/出典:Freepik ②著作者:pch.vector/出典:Freepik ③著作者:pch.vector/出典:Freepik