・摩擦によって生じる静電気を利用した発電技術
私達の生活において発生する静電気は、これまでネガティブな現象として捉えられてきました。しかし、近年この静電気を利用して発電する技術が提案され、世界中で盛んに研究されています。本研究室では、繊維材料の摩擦に着目し、私達の日頃の動作から発生する静電気により発電・充電が可能な新しい技術の開発を行っています。運動以外にも、風、波のゆらぎなど様々な動きからの発電を検証しています。さらに、水分子との接触によるラジカル生成に注目した環境浄化・殺菌への応用も進めています。
本技術は、普段なにげない動作で発生する静電気を有効活用するものであり、カーボンニュートラルやヘルスケアへの貢献が期待されます。
発表論文
Bioelectrochemistry (2025)
Nano Energy (2024)
Integrated Ferroelectrics (2023)
Nano Energy (2023)
Sensors and Actuators A: Physics (2022)
Nano Energy (2021)
・バイオセンサ
健康な生活を送るためには、体内の様子、身の回りの環境を早く・正確に測定することが求められます。我々は、生体内、環境中の生体関連分子を計測するための技術を開発しています。生体分子の量を把握するためには物理量へ変換しなければなりません。現在、電気化学、蛍光、画像解析、様々な物理パラメーターへ変換するバイオセンサを開発しています。バイオセンサ研究は、学際的分野であることから、国内外の他機関、企業と連携し開発を進めています。
現在開発中のバイオセンサ
食品衛生検査のための微生物検査 ---福井県工業技術センターおよび県内企業との共同開発
海洋生態遺伝子/魚ストレス計測 ---ロボット、機械、MEMS研究者、農学部研究者との共同開発
がん検査のためのmiRNAの画像解析---台湾 国立成功大学, 福井大学 長谷川達人先生
発表論文
Sensors and Actuators A: Physics (2024)
Biosensors and Bioelectronics (2024, 2020)
ACS Omega (2023)
Analytical Chimica Acta (2021)
Sensors and Actuators B: Chemical (2018)
その他 関連論文30編以上